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春学期終了しましたぜ。 [旅の途中]

長い長い春学期が終わった。思えば1月の終わりから
3月の春休みをはさんでひたすら走り続けて来たわけ
だ。3月11日に大震災が起きた。それから僕の中でも
学校どころではない危機感が募り気がついたら幾つか
授業を落としそうになっていた。ギグも重なりほとん
ど授業に出れない週もあった。一旦あきらめかけてた
ところに先生からのメールで「とにかくやれることを
して最後の授業にでなさい」と言われ、マラソンで言
えばほとんどの選手がゴールを切った後にも関わらず、
何時間も遅れてのろのろ再びゴールに向かった。きっと
何人かの先生の言葉がなければ僕は途中で棄権してい
たと思う。結果はまだわからないが勇気を振り絞って
もういちど走ってよかったと思う。おくれながら走る
のはつらい。でもつらいからこそやり遂げた達成感も
増したのだと思う。今夜最後の授業が終わり家に帰る
といつもよりまわりの音がよく聞こえる気がした。な
にもかもがいとおしい。大事に大事に一秒一秒を抱き
しめたい、そんな気分にもなった。
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なんかちょーだいよ!


空港好きのすべての人たちへ! [旅の途中]

某日、羽田国際空港を見学した。
AAのフランクさんにアテンドして
もらいつつ僕の知らない新しい羽田空港を

今回、AAモニターをしているのでJFK~羽田
のフライトの様子をまずこちらで。
http://senrio.exblog.jp/
国際線なのに羽田に降りていくというのは
かなりの興奮があったことはいうまでも
ない。
そして羽田空港は時差ぼけのない時間帯に
クールな目で見させて頂くことに。

羽田空港には星の数ほど思い出がある。
ツアーを25年間ほどやって日本のあらゆる
街へと出かける窓口、それが僕にとっての
羽田であった。国際線と言えば成田が定番
であった。それが2011年、羽田にJFK
から国際線が直接ランデイングし、
その空港周辺の様子もすっかり様変わりした。

AAとone worldで提携しているJALの
さくらラウンジ。一気にどぞ!





見学した時間が午前中だったこともあり
朝定食が自由に食べられるコーナーがあったり、
マッサージ部屋があったりと、さすが日本のエアライン
ならではのきめ細かいサービスがここかしこに。

空港には江戸をテーマにした集合店舗もあり。
かなり日本人でも楽しめる。これは日本好きの
外国人には垂涎ものだろう。勿論キテイも!



前々から
僕が観たかったのは、プラネタリウムカフェ。
羽田空港の中にあるというロケーションが宇宙的で
トリップ感さえある。天井には星たちが。惑星が。
手元を見ると、バーな灯りが。この
「屋外と屋内の究極のミスマッチ感」がいい。


こんなに便利なんだとフランクさんに勧められた
自動チェックインの機械。

「これらのすべてをなかなかフルに活かせない時間帯
の早朝や夜の発着が多いAA(アメリカン航空)ですが
何年かのうちに必ず昼にも便が飛べるようにしたいです」
と二本の指をクロスしてにこっと笑ったフランクさん。
そうなるといいね!
フランクさんと別れてふと振り返った
ときに見えた景色がこれ。

僕の隣を横切ったおばちゃんたちが口々に
「新しいものってほんとにいいねえ」
なんだかとてもほほえましい気持ちになった。
これから数年で羽田は更に変化するだろう。
変化し続けるということへの共感と未来を
夢見れるパワーをもらって僕は満腹な気持ちで
羽田をあとにした。

このあとはsenrio confidential annexのほうで
成田レポを。これがまたレアな経験を。乞うご期待!


がんばっとるけ? [旅の途中]

暖かい、というか、むしろ、暑い!
梅が咲いたという話も聞いた。
日本にいると、季節の機微を感じられる。
月がいつもより近くにいるようで、
うれしくなる。

さて、いくつかお知らせです。
東京に来る直前に書き上げた「週刊NY生活」
エッセイがアップされました。
http://www.nyseikatsu.com/
NYでのギグの話です。もしよかったら読んで
みてください。

そして「senrio confidential annex」も
新しい記事をアップしています。
こちらもどうぞ読んでみてください。
http://senrio.exblog.jp/

日本に帰ってきて食べたもの:
きんぴら、コロッケ、しじみ汁、せいろ、
てんぷらそば、ぜんまい、塩ラーメン、
木村屋あんぱん、富士宮やきそば、
はまちとかんぱちの刺身、ミニカレー、
などなどなど。


AAで羽田! [旅の途中]

さっき降り始めた雪を不安な気持ちで見つめた
セントラルパークが、まるで遠い昔のことのように
感じるから不思議。
東京に到着しました。今回はAA(アメリカンエアライン)
JFK~羽田就航記念でモニターとして
乗っけて頂きました。初めての体験の直接NYから
羽田!
やっぱり近いです。そして都心に乗り入れる
ドラマテイックなランデイング!秀逸!
しかし新しい羽田空港に慣れてないので
迎えにきてくれた友達と堂々と迷ってしまい、
横浜に向かって車を走らせてしまい、川崎の工業地帯の
空き地で気づいてUターンして、なんとか都心まで
無事に到着することができました。

日本です。
一食目は西麻布でイタリアン。僕の信頼する
シェフのやってる軽い量のパスタと前菜を
頂きました。日本の味はなんでももう繊細で
ありがたいっちゅうか、は~、うれP 日本人で
いてほんとによかった、みたいな。すまそん。

ぴは慣れたセカンドハウスのようなマンハッタンの
とあるドギージムにいる
のだけど、さっそく東京からウエッブカメラで
チェックしたら、淡々と元気にしてくれてる
みたいでした。ほ。

短いステイですが、東京ライフ、堪能したいと
思います。明日はまずは「富士そば」に
行きたいです。

ダデイ、早く帰ってきてねん。


「ねじれ」の先へ [旅の途中]

レッスンを終えてさんさんと輝く初夏の表に飛び出ると
まだ次のレッスンまで余裕で時間のあることに
気づく。歩いてマンハッタンをてくてく「横」移動。
マンハッタンはサッポロや京都みたいに碁盤の
目になっていてわかりやすいので「迷うことはない」。
横へまいります。縦へまいります。あ、またまた
横へまいります、、、

お目当ての地下鉄の入り口が見つかったので
ホームへ降りていくと電車が来た。飛び乗る。
しばらくして不思議なことに駅の名前が聞き覚えのない
ことに気づく。しかしストリート名はほぼ近い駅名だったので
おもいきって下車して再び初夏の街へ飛び出る、、、

案の定、今降りた電車をみると全然違うラインの
ものだった。なぜ違うラインの電車があのtrackに?
まあ、ストリートはほぼ合ってるので横にさえアベニュー移動すれば30分もあれば
目的地に到着だろう。(マンハッタンは横がストリート、縦がアベニュー)

ところがここからが物語の始まりなのである。いきなり見たこともない長い長い
階段が天空へと続く。仕方ないのでそれを登る。上がりきると今度は小さな森がある。
ぐるっと回り込むと大きな河が。まわりの建物は中世のヨーロッパ調のものばかり。
若干朽ちてはいるが年代物の落ち着いた風情の街だ。とにかく歩く。
河に橋がかかっているので、そこを更にてくてく歩いて先を目指す。道が途切れても
ガードレールをまたいで更に更にその先へ。すると「小さな繁華街」に出た。
自分の行き先を人に聞くと誰もそこを知らないし、英語が喋れないと手を顔の前で
悪そうに振る人までいる。きっとそれは近いはずなのに
いままで見たこともないような景色ばかりが延々と続き、僕は全く行きたい場所へは
到着できない。

ここいらで本気で焦り始めた。なにか決定的に僕は間違っているのではないだろうか。

もしかしたらここはマンハッタンではない? 僕の知ってるあなたはこんな街ではない。
どこかの時軸の「ねじれ」に巻き込まれてしまった僕が、今、見知らぬ街を「千の神隠し」
にあったようにひたすら彷徨っている。
さっきの繁華街はブエノスアイレスかもしれない。じゃあ、その前の中世の朽ちたタウン
ハウスのあたりはバージニア諸島の漁師町?

頭を使うより歩こう。夢中で更に歩き続ける。床屋の角を曲がり、薬屋の前を通り、
タンゴの流れる小さなバーのある通りを横切る。母の日の飾り付けや風船が街中を
きらきらと舞い、太陽はバレンシアのオレンジよりも激しく照りつけ、
おまけに強い風が街路樹をわさわさ音をたてて揺らす。

そんなときである。不意に僕はアメリカニューヨーク州マンハッタンの地下鉄の駅にそっくりの
入り口をひとつ発見した。あれが「時軸のねじれ」の発端かもしれない。
あの先に僕の「元来た世界」への「ねじれ」がある。
僕はかたくなにそう信じて、とにかく地下へと降りる。
エレベーターを乗り継いでカビ臭い長い長い通路を渡って更に地下へ、そしてパリのメトロのようなドーム状のホームへと進む。そのあとのことはもう、、、
どこをどうやって乗り継いだのか覚えていないのだ。とにかく僕は気がついたら
先生の家のドアをノックしていた。時計を見ると10分遅れの遅刻ですんでいる
ことに気づく。3日くらい悶々と外国の街を迷っていたような気がするが、、、いったい、、、
あの「中世の漁師街」は?ブエノスアイレスの「繁華街」は?いづこへ?

夜になって帰宅してから、地図を開いて調べてみると、どうやら僕は「ブロンクスのあたり」
をうろうろしていたらしい。どうりで見慣れないはずだ。人生初ブロンクス。
自然にあふれ、ヨーロッパの香りのする美しい場所だったが、緊張感が漲っていた。
右も左もわからなければなおさらのことだ。「ねじれ」の入り口はきっと僕が不注意に飛び乗った
駅あたりにありそうだが、僕のまわりにはまだ
まだこういった「ねじれ」がありそうな気がする。
迷ったのが天気のいい土曜日の昼間でよかっったと、つくづく思う。

帰る途中に寄ったケンタッキーでチキンを食べた時
”ふぁ~”がおもわず口からこぼれたよ


あったかくて、ひりひりする。 [旅の途中]

少しずつ、砂漠に緑が増えて来て
池があちこちに見え始め。
緑の色もどんどんどんどん濃くなって。
ラジオからブルースやソウルがごきげんに
流れ始め、気がついたら灯りの首飾り
のような列車と並んでせ~ので市街地に
入って行った。鉄骨の兜のような
橋を渡って、このグレイスランドへ。

メンフィスでの一夜、僕はタイ料理を食べた。
ここでなぜゆえタイ料理?ま、いいか。
ナビのAsian Mealって項目の一番最初に
出てくる店がモーテルから一番近かった
ので。しかしこれが、大当たり。

メンフィスのダウンタウン。
市電が走り、古き良き時代が
その移り変わりで劣化した建物から
薫り立つ。

まるで映画のセットの中にいるような。

僕が食べたのはレッドカリー。
「7倍くらいのからさ」
辛すぎず辛くなさすぎず
非常に僕にはいい辛さだった。


イルミネーションのついた馬車も
見かけたので、きっと客が乗ると
せ~ので灯りがつくのでしょう。
メンフィスは灯りの分量が丁度いいなあ。
闇ににじむかんじが泣かせるなあ。

メンフィスに入る手前で清志郎さんの
唄がラジオから流れた。いや、英語だったから
そっくりの声の違う人のものだったのかもしれない。

でも、僕は、あれは清志郎
さんの声だったと思う。まったく確証はないの
だけれど。魂のかたまりみたいな声。
笑いながら泣いているような。
ウエルカムメンフィスって照れながら言って
くれてたみたいな。あったかくて
ひりひりする。


残暑の中を猛疾走。 [旅の途中]

時間にすれば一日~二日の出来事
かもしれないが、あまりに沢山の
ことが起こり過ぎていて頭が
こんがらがっている。
言えることは、着実は旅はNYC
向かって進んでいるということ、
ぴも僕も超元気だということ、
日本食に飢えていると言うこと、
ピアノが弾けないということ、
以外はなにも変わらず、ただ
新学期に向かってパブロフの犬
のごとく、東海岸を目指してアクセル
に力を入れている。

現地点はアルバカーキ、サンタフェを
過ぎて、小さなスピリチュアルな街、
アメリカンインデイオの文化の根付く
タオスだ。さっき着いた。


今朝のセドナではこんな世界が展開されていた
はずなのに、、、


振興都市ではマック休憩などしつつ
ちょっとは余裕ぶっこいてはいたのだけれど、

アメリカは広い。
「ああ、道に迷っちゃった。
じゃあ、4=5時間くらい戻ってみる?」
なんて感覚、日本にいるときは
考えもつかなかった。


でも、夕焼けが近づくと静粛な気持ち
になるのはどこにいても同じ。


あの~、書きたい事は山ほどあれど
またNYCに戻ってからゆっくり
落ち着いて詳細を書く事にする。
とにかく今は無事にモーテルに
いるということ、
泥のようにつかれてはいるけれど、
ぴーすの耳掃除をしてから、
寝ようと思っているということ。

そうだ、忘れちゃいけない。
なんだかんだいいつつ、夏の終わりのひとこと、
「残暑おみまい申し上げます!」
を今日こそは。
残暑の中を疾走中のみなさまへ。


バリーにチェックイン! [旅の途中]

コロラド、ユタ、
アリゾナとまわって、なんといま
「ばり~~~~~~~~~~%
$#”%$###$%&’
’&%&$%#$#!”!&
()0=(’&%!!!」
でおなじみのネバダはべガスに
到着しました。(去年6月中旬の
ラスヴェガスの旅でバリーマにロウに
遭遇しばり~~~と下品にも叫んで
しまった事件。詳しくは2008年
6月の記事をご覧ください)
ほんま、われながらようやるY
コロラド、ユタ、すごかった~~
運転ひ~ひ~言いましたが
来た甲斐がありました。すごいもん
いっぱい見たし経験しました。

とにかく腹濱田ペコ美和子なので
これからぴ連れて
飯に繰り出します。(部屋で粗相せんよう)
帰って来て
またいろいろ書き込もうと
思います。

ずらっと昨日までの写真をどうぞ。









一日一回雷雨です。カントリーミュージックに飽きました。 [旅の途中]

あ。一瞬つながった。インターネットが劣悪
環境のため(モーテルばっかで、つながっても
遅すぎる)更新滞ってます。すまそん。
たったいま奇跡的につながったので。

まずDVDよかった。続々と届いている
ようですね。するめのようにかみかみ
楽しんでください。
僕の元へも「おくったよ」という会社から
のメール
頂きました。旅から帰っての視聴に
なりそうですが、僕も楽しみです。
ぱ~て~ひらこっかなあ。

さて今僕はコロラドです。毎日ちゃんと
寝てゆっくり時間をかけてるつもりですが
気がつくとこんなところまで。性分
なんでしょうか。

またつながるところで更新します。


ロスへ行きたいか~~ [旅の途中]

ロスを目指して車でNYを出発しました。
大陸横断の旅です。
ピアノもステイックもパッドも2台の
PCも孫の手も体重計も血圧計も鉛筆削りも
商売道具一式積みました。ぴも一緒です。

写真はニュージャージーのブラジル人の
コミュイテイ地区にある店ランチ。


ボンジョビ歌いながらおもわず
アクセルふかすはずが安全運転で
とろとろ走ってます。


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