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ごめんやして。 [旅の途中]

ただいま9月8日(NY時間)です。
二日前に無事に誕生日を迎えました。
あったかいメッセージを頂き大変うれしいし
心強い気持ちでいっぱいです。ありがとう
ございます。

誕生日の前後もリハやらライブやらで
忙しくしてますが、改めて思うのは、
また基本に戻ってあと一生懸命がんばろうと
思います。みんな、ありがとう。

(また言葉がいろいろ抜けています。
すみません。でも類推しつつ読んでくんろ。涙)
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My ordinary special momentary thing means(唯一とは。。。) [旅の途中]

今夜の富ジャズは「再び初心」です。
いろいろ曲書いて膨らんだ自分のレパートリーやら更なる新曲やら
それはそれなりに苦心して
つくったんですけど、
オリジナルなんて誰だってやれるじゃないか
って自分に問いかけてみたり。
じゃ今夜の自分は何を演奏?今日死ぬとしたら今夜いったい何をする?
そんなふうにtubusaに演奏の初心に立ち戻ってみると。

自ずと見えて来る千曲の数々がある。技じゃないな。
もちろん新たに書いた曲も
やりますが、
1st albumの中からも同じ目線で
やれる曲愛を込めて演奏します。
この連鎖がうまくいくといいな。今夜のキーです。

ジムがブロードウエイの仕事でちょこっと抜けたり、なかなかトリオで
3人揃って演奏できなかった日々が続いたので、この3人ならではという
明確なpriorityを
今夜は活かしたい。

今夜お届けしたいのは「確実な○○が始まりそうな
予感と八面六臂な響きに満ちる曲」this is it!
Jonのギグに関わらせてもらい
学んだことを大きなエネルギーにしながら。
ああ、みなさん、待ちきれませんが、あと5分で家を
出ます。ロングブレしながら
Let it go.

では行ってきます。



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ライブ終了後の翌朝。8月1日。

いつもライブはお客さんがなにかをおしえて
くれるような気がしました。昨夜もそうでした。
心参加のみなさんもいらしてくださったみなさんも
ありがとうございます。

CUrrent [旅の途中]

MIKI ORIHARA~RESONANCE~共鳴〜の初日が開きました。

ゲネが終わって本番までの1時間くらいのあいだ、舞台の隅っこの
バーに捕まってグランプリエをひたすら繰り返す「虚無僧」のような
MIKIさんの姿が印象的でした。本番前の劇場の紹介のアナウンス
「MIKI is the American treasury.....」ってのがあったんですが、
最初の衣装を身に纏い暗転の中でそれを聞きながら、
「えええ、日本人なのにね〜〜〜」っておどけてみせる、それが
とてもMIKI ORIHARAという’人を物語っています。
マーサグラハム舞踊団の後輩をステージマネージャーに
起用し、この道の重鎮の舞台監督マキシンの助手として舞台裏に配置し、
「彼女まだ18才なんだよ〜」なんてなにげにフォローする、上下関係なく
人を采配する、懐の深み。
この人の美学の集大成が今始まろうとしている。その一部になる喜びと
武者震いで、胸がひたすらに熱くなりました。



お客さんは時に大きな拍手を、時に非情な沈黙をくれます。
でもその無音さえ実は耳をすますととてもとても雄弁なもので、
多くのパフォーマンスへのヒントになります。
今回の最後のピース、Adam Barruchのものなんですが、彼が
そこに置いたテーマがCurrent(流れ)
というのもので、僕は「それを
止めない。そこまで辿り着く流れをいっっさい止めない」が
一番のミッションだと思っていました。

それぞれのセグメントの間のtransition でも
僕はピアノ演奏をするのですが、これは衣装替えや、
舞台装置転換などへの誘いの役目でもあります。
時計はいっさい見ません。体の感覚で暗闇の中の
時間を読んで演奏をちょうどいい時間で終わらせます。

それが初日の今日
うまくいったというのは、目に見えない力、あそこに
潜んでいたなにかの存在に守られたからだと思います。
それが2日目もうまくいくとは限らないので、
またゼロに戻してエゴを捨てて劇場に入らなければいけない。
それがきついです。ほんとは初日の大成功に酔いしれて
その勢いでいきたいところですけど、それじゃあ、
そこから上へは行けない。

みなさんもご存知のように劇場、音楽のベニューなど
どこも、「たっぱ(高さ)、間口、奥行き」の3つで
空間が成り立っています。それをどう自分の体で演出するかで
なにもかもが変わってきます。舞踊だけじゃなく
音楽家も同じです。そしてそれがミニマムであればるほど、
やりがいは大きく、選択肢も広く、プレシャーも大きいです。

今回の公演はそういう意味でもあちこちに魔物が
います。今は滑り出した時間のCurrentを止めないで、
またその場所に2日目も無心でいる。
それかなと思います。

でも、大好きな劇場と言う空間で演奏できるので、
今は一瞬一瞬をそのまま享受したいと思います。

みなさん、是非会場へ足をお運び下さい。

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LA~San Francisco and NY [旅の途中]

一週間の旅から帰ってきました。前回の ”Curved"を
やった翌朝にLAに移動しましたので、長い昼寝をしてて
目覚めたら、次のギグ "Three men to the Horizon"
への準備が既に始まっていた、そんなかんじです。

”Curved" "Three men to the Horizon" そして
5月のもうひとつのギグを重ねて「3人の音」を進化させながら、
6月にレコーデイングを予定しています。お楽しみに。

LAは結婚式に参加でした。この期間まあそこそこ時間があるだろうと
高をくくってたらなんと教会のリハ、リハーサルデイナー、
バチェラーパーテイー(男だけで死ぬ程飲むのです)など
とても原稿を書ける状況ではない忙しさだったので、よし!と腹を決め、
当初そのあとSan Franciscoに移動してゆっくり観光して羽根を
伸ばす予定だったのを急遽変更、ホテルに缶詰で原稿を仕上げました。

西海岸にはNYとは全く違うレイドバックしたよさがあり、
場所もあったかいところに移ったというのも手伝って、ただいるだけで
リラックスできたように思います。そして久しぶりにNY
に戻るとこれがまたなにもかもが新鮮で、今回の旅はいい
タイミングだったなと思いました。なかなか「よっこいしょ」
と腰をあげないと旅に出れないので、結婚式はいいきっかけ
をくれました。

LAでは大勢で食べるデイナーやランチが次から次へ来るので、
お腹がいっぱい。更にその内容が肉肉肉肉なので、メイン
を一口食べたらもう食べられない。そこで包んでもらって
帰り道でホームレスの方にあげてました。
San Franciscoではネットで調べたガーリックばかりを使った
イタリアンでランチを食べ食べたのですがこれが大当たり。
テーブルに細かく切ったバジルとガーリックをオーリーブオイル漬けに
したものが置いてあって、それをパンに付けて食べたら
「えーらいこっちゃの大騒ぎ」な美味さ。もうそのあと食べたものの
美味しさが記憶に残らないほど、当たり!でした。今度我が家でもやって
みよう。

隣のテーブルに座ってた20代後半くらいの女性と90才を
過ぎているだろうファンキーなおやじ(作家だそうです 笑)の
カップルが素敵で、ずっとテーブル越しに
3人で会話しながらランチを楽しみました。
「きみは日本人じゃないだろう。顔がユダヤ人っぽいもの」とか
次から次へとむちゃぶりして来るんですね。
こんな一重まぶたなアジア人顔ユダヤ人なわけありえないのに(笑)
「そうそうそう、ユダヤ人ってなんす、ってなんでやねん」
ってへたなノリツッコミしてました。

San Franciscoのホテルの部屋がなんとグレートアップされてて、
ものすごく広い部屋だったんです。なんで?って聞いたら
ニコッと微笑んで「サプライズです!」だって。おそらく天から
「汝ここで原稿書きたもれ!」ってことなんだと思い、2日間、
みっちり籠りました。たまに少し外の空気を吸いに
出たら旅行中だという人に
「NYであなたのピアノを聴いたことが有る」って声を
かけられたり。

若い頃は、人とは違う体験をしたいとか、あれもこれもと
動き回ったものですが、こういう「なにもしない旅」も
なかなかいいものです。あ。こんなサプライズも。
いきなりフロントから電話がかかってきて、
「素晴らしいお知らせが有ります。明日の午後5時から
ロビーのバーにご招待しますので、ワインとスナックで
お寛ぎ下さい。完全に無料なので好きなだけお召し上がりを」
よし、それまでに絶対に原稿を、って勿論あがるわけもなく(涙)、
結局朝の3時に脱稿して、そのままパッキングして、
朝5時にはすでに空港でコーヒー飲んでました。

NYに戻るとさっそくぴをピックアップして、いきなり
溜まったメールに返事を書いたり、普段モードに。
離れていたせいもあって、久しぶりのNYはこれはこれで
やっぱりいいもんです(嬉)久々にごみをポイ捨てしたり
信号無視したりするニューヨーカーにほっとしたり(笑)

今朝は雨です。そういえばSan Franciscoもずっとしとしと雨
だったんですよ。みなさんもいい週末を。

12ヶ月の織りなすキルト。 [旅の途中]

一年12ヶ月がんばって来たんですねー。そう思うと感慨深い。
一日って、あっというまに過ぎて行くけれど、
テーマを一個これだ!って決めると意外に有意義に過ごせたりします。
ひと月もそうです。
2013は特にそうでした。一日が一週間そして一ヶ月、それが
こうやって一年という長さになる、あたりまえですけど、
一日を粗末にしちゃいけない、そんなことを思う年末です。
今日は月ごとに2013を振り返ってみましょう。

1月、Winter poetic Jazzというエポックメイキング的テーマでギグ。
   曲をテーマに沿って書き下ろすきっかけになった月。
2月、「love strictly」など9月のアルバム収録曲が生まれ始めた記念月。
3月、春を待つ気持ちに追いつけ追い越せと書き続けた月。曲は多岐に渡り始める。
   「私の恋と東京」「ベリー」「ぼくのともだち」を書き下ろす。
4月、アルバムへの弾みになった「April 25th HOtel」というテーマが生まれた月。創作月。
5月、ジャズのクラシックスと僕が尊敬するスタンダードを演奏し集中した月。
6月、いよいよアルバムのレコーデイング月。「スプーキーホテル」が生まれる。
   プライベートでは和食をクッキングし続けた月。
7月、アルバムのジャケット写真撮影。レコ後に「Answer July!という名曲が誕生。
8月、アップステートにオフ旅行。今年唯一のバケーション。ニューオーリンズにロケ。
   東京ジャズやブルーノートツアーの譜面をつくる。
9月、「スプーキーホテル」発売。
   日本に帰国。東京ジャズ出演。ブルーノートツアー。岩手ジャズ出演。
10月、NYに戻り、新たな試み「Senri Garden」を開催。チャレンジングな月。
11月、「Zen」ミニマルミュージックに挑戦。
12月、アメリカ盤「スプーキーホテル」を発売。

こうやって考えるとあっというまでしたね。毎月毎月は少しでも一年でおぼろげに
カタチになっていることもありました。
支えてくれた仲間、友達、家族、スタッフ、そしてなによりも、
僕の活動を見守ってくださり拍手や心参加を送り続けて下さった
みなさんへ、「ほんとうにありがとうございました!」
来年は少しでもパワーアップして、恩返しができるようにがんばりたいと思います。

一年って12ヶ月の時間の織りなすキルトなんですね、2013年という名の
今年しか出せなかった模様のキルト。来年はどんな年になるのでしょう?




8月はブラッドペリの国。 [旅の途中]

日本でいうお盆の時期にちょうどNYでもオフができて、
3泊NY州アップステート、BBの小さなブテイックホテルを
予約して泊まりました。NYは1−2時間車を運転すると
自然豊かで眉目秀麗な場所がいっぱいあります。朝もやの中、川縁を散策したり、
小さなワイナリーでちょこっとワインのテイステイングをしたり、山道をトレッキング
したり、アンテイークの街を訪ねぶらぶらしたり、ハドソン川を徒歩で横断したり、
普段のNYの喧噪と日常を忘れて、脳を休めて、体を動かしていました。
密かな建物フェチとしましては、あちこち探検しているうちに家の写真が溜まってきたので、
自分なりにそれを分析したりして、、、。またどこかで公開します(無理強い)!!!
地元の人とも色々コミュニケーションして、色んなレア情報を得て、そこからまた新しい
つながりやレクレーションが
スタートしたりして、
あっというまに楽しい時間が過ぎていってしまいました。
アップステートって結構「ヒッピー文化」が根強く存在していました。

NYに電車で戻って自宅で1泊したあとは荷造りして今度はニューオーリンズに
仕事で滞在しています。1週間ロケでした。かなりハードなスケジュールと内容
でしたが、
今回はチームで一丸となって、タフに乗り切れたと思います。

そのあと今日一日は、「オフ」でニューオリンズに残って、
ひとり散歩したり、またもやぼーーーーーっとホテルで昼寝したり、
しています。スタッフと数日前に訪れた店をひとりでふらっと、、。
そこで一人分の食事をして、てくてく歩いてホテルに戻る、ただそんなかんじですが、
、なんだか深呼吸できて、疲れが一気になくなるのを感じます。
明日の夜中にはNYに戻りまた通常モードに
なりますので、しばしの精神と体の
Stretch outかもしれません。

NYの自分の会社PND のスタッフにちょっとだけニューオリンズ名物、
ハラペーニョやガーリックのタバスコをおみやげに買いました。
こちら、ブードウーの店があったりして、つい、タロット占い
みたいなものもノリで受けてしまいました。20ドルで。
「僕は過去に決別すべし」ということらしいです。
んーーーーーーーん。

なんだかブラッドペリの本の中を旅しているようです。




2012-08-24 [旅の途中]

ひさしぶりに日本に帰るどー。震災の前以来だからひさしぶりになります。
レフレールの100周年ツアーにゲストとしてほぼ一ヶ月廻らせて頂く。
がっつりピアノ男組!!!!!!!楽しみっす。うっす。
以下レフレールのツアースケジュール。

8/28    新阪急ホテル
9/2     横須賀芸術劇場大ホール
9/7     ホテル日航東京
9/11    愛知県芸術劇場
9/23    沖縄コンベンションホール

もうひとつは自身のアルバムのプロモーションもやります。
9/7東京ジャズ (トリオ)  9/9東京ジャズ(ソロピアノ)
各新聞、テレビ、ラジオ、雑誌等のプロモーションをありがたいことに、
、フルスロットルでやらせていただきます。随時何に載るか
お知らせしますぜ。

アメリカのほうは10月の頭あたりに2本、ライブが入っています。
そのあとは10月後半、11月から少し毛色の違うところでのライブが
始まります。随時FB等で発表していきます。

PND レコーズにCDを申し込まれた方、誠に申し訳ありませんが、
この2〜3日以降はしばらく日本からの配送になります。ご了承下さいませ。

今回の旅は、自分の基本に帰る旅になりそうです。ひさしぶりにお会いできる
みなさんとの邂逅を楽しみにしています。

時間があれば明治神宮、温泉、富士そばなど行きたいですが
そんな贅沢は言いません。良い演奏を聞いて頂けるようにそれだけを考えて
いたいと思います。

ぜひ、どこかで会えますように。


Senri

なにもかわらないという原理主義! [旅の途中]

アメリカに来て一番変わったことは健康に関すること
だと思います。
日本時代に持病だった、めまい、嘔吐、口内炎、気管支炎、
などが5年たって気がついたら、ほぼ完治しているのです。
風邪もほとんどひきません。たまにめまいが起こると100%
嘔吐し半日使い物にならないというような事態が、たまに
めまいは起こるものの、お湯につかってリラックスしたり
すると、あっというまに平常に戻るのです。
かたや、ふっと気を許して自然になった途端始まったのが、
老眼、です。これは突然きました。黒板が見えない。
オーデイションで譜面が読めない。などなどなど、、、。
でも、見えなくなった分どこかで
「違う大事な眼も」開いたような気もするので、
ま、時間軸に沿って平行に流れていくのも悪くないかな、
よかったなと、今は思います。
ただ、食やカルチャーは日本恋しや、ですね(泣)
ずいぶん不味い食事にも慣れました。日本でおいしいものを
食い過ぎていたので、最初はきつかったです。
でも、まずいってこと前提に考えるとそんなに悪くも
ない。それに自分でつくる習慣が身に付いたのも、
外食事のあまりのレベルの低さに起因するわけだから
いまでは、よかったのかな、とさえ思います。

相変わらず思うところありますよ。きのうもマックの
トイレを使おうと思って待ってたら、僕の前にひとり、
で、中に誰か入ってたんですね。何度も流す音は聞こえる
んですけど一向に出て来ない。僕の前に並んでいる人は
かなりきれてました。なんせ30分。ついに堪忍袋系で
僕の前の人は「こんこんこん」ノックしました。
それでも出て来ない。10分くらいたってゆっくりドア
が開いてひとりの50歳くらいのラテン系のおばちゃんが
よろよろできてきてこういいました。
「人がトイレに入っているのに我慢して待たないやつらって
最悪じゃね?それにあたしゃあ、外で誰が待とうと
いっさい気になんてしねえからね!」
僕ははっきりと彼女に「ノー!!!」と言いました。

いやあ、アメリカはみんな自分のことばっかり考えているから
このままじゃ滅びますね。相手の立場に立ってものを
考えられる人、少ないですけどいるんですけどね。
アメリカの食事がまずいのってもしやそこらへんに
原因があるのかも。人のことなんて関係ない人が
つくっているのだもの。
以前「これ塩味がきつくないですか」
って聞いたら、平然と「シェフに聞いたらこういう味だって
言ってます」って言われたこともあった。
もうやりたい放題。

でもそんな場所で自分を見失わずに自分の国の
よさを一歩一歩伝えることも大切なことだと
思うようになりました。そんなこんなで
今週は、卒業式やらコンサートやら
忙しい週になりそうです。楽しみです。
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2012年号、ゆるりと発進! [旅の途中]

新しい年、みなさん、どんな日々を過ごしてますか?
あったかくすごせていますか?

僕は鍋会やたこやき会、栗ごはん会を経て、
ありがたいことに心も身体も大充電できたかんじです。
もちろん、練習もスタートしてるし、曲も
書き始めました。毎日にはいろいろなことが起きますが
波瀾万丈で楽しくやれていると思います。感謝感謝の
毎日です。

ちょうど去年のいまごろのことをふと、あのときは
大変だったと思い返します。
稀にみる大雪だったり、信じられないほど寒かったり、
それに比べると、今年のNYは嘘のようにあったかくて
ありがたいことに過ごしやすい。

気温が高いと朝起きてデッキでコーヒーを
飲めるし(若干はやはり寒いですが)
あの激寒のときに感じるとてつもない孤独感がないので、
ほんとに感謝です。

ちょうど去年の暖かい季節に始めたハーブなどの
栽培も寒くなるにつれて、いくつかは枯れて種をとって、
残りの鉢は室内の窓辺に移動させたものの、
環境に適応するのに時間がかかったのかしばらくは
元気がありませんでした。
でもそれが最近随分表情がよくなってきました。
毎朝、そいつらに水をあげるのが楽しみでもあり、
僕の日課です。

今年は5月に卒業なので(アメリカの卒業ってことは
あの帽子をかぶるのかな。僕の頭がちゃんと入るかな?)
そのころにはアメリカで記念のコンサートをやりたいです。
もし本決まりになったらお知らせしますね。

卒業と同時にまずは自分のジャズミュージシャン
としてのアメリカでの初アルバムとコンサート。
僕が出すとなるとまず全曲自分の曲になるので、
それに向けて今年最初の月は猛準備のスタートです。

これからは宿題や課題に追われることがなくなる
かわりに、実際の音楽世界でのシビアな課題が
目の前に迫り来るわけです。ちょっとドキドキですが、
緊張というよりはやっと始まるという
ワクワク感のほうが大きいです。

被災地のみなさん、そして日本のみなさん、
今年も心をひとつにして日本復興に向けて
がんばっていきましょう。
僕は外国にいますが日本のことを毎日考えています。
まずは「待ってってよかった」って言って頂ける
ような作品をつくり、こちらで演奏し、アメリカでの
キャリアをスタートさせて、日本にもツアーで
帰れるようにするのが目標です。

さあ、始まりました。今年がみなさんにとって
心も身体も健康でいい年になりますように、
心を込めて。

Senri
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点を生きる。 [旅の途中]

今日読売新聞に載った記事を送って頂いたので
なんとか載せようとするのですがmp3を
含んでいるために載せられません。ううむ。
なんとか別の手でトライしてみますね。
ここんところのぼくはご飯をつくり、練習をし、
人と会って話をし、連日を過ごしています。
限られた時間というふうに考えると時間は
短いですが、今日が最後というふうに思うと、
気持ちは悠々とひとつのことに集中
できるから不思議です。点で生きる、これが
僕の現在です。日本は梅雨の季節に入り
あちこちでまた自然が猛威をふるっていますが、
どうか気をつけて。今朝のnYはかなり霧に
むせんでいて、雨がさっきからぱらぱら
来ています。ギグも楽しみです。
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そういえば日本はあじさいの頃ですか?

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