注文の少ない理髪店。 [からだのメンテ]
「散髪した?」
ってお店の人に聞かれて初めて、あ、そうだ、したんだ、と思った。
自分でハサミを握ってからどれくらいたつだろう。
もうそれが当たり前になっていたので、聞かれて、はっとしたわけ、だ。
初めて自分で自分の頭をカットしたのは12歳のときだった。
歌詞つきの自作曲をドキドキしながらつくったころと重なる。
それから、いろんなかたにプロのカットをしてもらった。
仕事上、ほんとにさまざまな経験をしたし、美容院にも理髪店にも行った。
プロのカットはプロであり、素晴らしい。
そして再び、自分でカットするようになったのはアメリカに来てからだ。
理由は、「美容院に行く時間がなかったから」(笑)
時々、心に余裕がないと、左右が揃わなかったり、問題も起こるが、
自分で自分の頭をカットする一番のよさは、
1)たとえ気に入らなくても誰にも文句を言えない
2)自分のハチ(頭)は自分が一番わかっているので、それなりに納得できる
の2点にあると思う。
ただ例外はある。
坊主にするときは必ず理髪店に行く。
理髪師には確実な技術のある人が多いからだ。
5分刈り、3分刈り、2分刈り、と坊主にもいろいろ選択肢があって、
見事にきれいに刈り上がる!
でも、坊主じゃない場合は100%自分でやる。
今も、短くなった頭をなでながら、
左右の上はもう少し、あした調節したほうがいな、とか思う。
触ればわかる。僕はプロじゃないけれど、自分の頭だからわかるわけだ。
こんな僕だが、他人の頭はおそれおおくて触れない。カットってほんとうにむつかしいものだと思う。
東京時代に長くお世話になっていた美容師のかたは上手だった。(素人がすまそん)
それがわかる瞬間は、伸びて来たときなのだ。
髪が伸びて、形が不本意に変わって来たときに、プロのカットの本質が見える。
伸びたときに様になる、のだ!深い世界。
そういう観点からすると、僕のカットは「伸びたときにぐちゃっとする」(あちゃっ)
でも、そうであるにも関わらず、自分で自分の頭をカットし続けるのはなぜか。
アメリカだとあまり細かいところをつっこんだりする人もいないし、
全体のノリを楽しむ人が多いので、毎回僕のカットはおおむね好評であったりする。
あとは美容院に行くと、「そうじゃない」「頭の形をわかってない」
「裾がそろってない」といちいち美容師の技術にストレスを感じて帰宅した途端に
紙切りハサミを取り出してやり直さねばならない場合が多い。
なので、多少おかしくても、自分でカットするのは妥当な路線といえる。
それが日常になった今は、「少し切れが悪いくらいの紙切りハサミ」が怪我がなくて
ちょうどいい!
そんな理髪店の午後が月に一回やってくる。
散髪して2日目。
今回は比較的落ち着いてできたと思う。が、若干の直しが必要だ。
明日の朝あたり?これも、ま、趣味といっちゃ趣味なんだけど、
でっぱってる場所を少し馴らして、グラデーションをつけよう。
なんというハードルの低い、注文の少ない理髪店であろうか(笑)
でも、こういうのも、楽しい日常の一こまでは、ある!
チョキチョキチョキ、チョッキンなと!
http://peaceneverdie.com/
こういう手軽なのがおいしかったりする [からだのメンテ]
日曜日のサンドウイッチ [からだのメンテ]
クローゼットから愛を込めて。 [からだのメンテ]
クローゼットの整理整頓を完了。日本に帰っている間倉庫
の中で眠っていた衣類はどれもどこかカビ臭い。
かたっぱしから洗濯機に入れ洗ってやる。冬物は木のデッキ
があるのでそこで日向干し。Tシャツは同じ長さになるよう
にたたんでからクレープのように丸めてカゴに収納する。
ハンガーをまとめ買いしてシャツ類は頻度の多いもの順に
分けてそこにかける。日本から持って来ているカバン類も
こういうとき収納引き出しの役割に活用できる。
前学期までふくらみにふくらんだ衣類たちをひとつずつ丁寧
に適材適所に収納してやると見栄えもいいし気持ちがすっき
りする。
僕はこういうことが基本的には苦手だが今回の”お片づけ”
でほんの少しだけ、ものをちゃんとかたして整列させるこ
とのおもしろさみたいなものを感じつつある。
昔そういえば料理などもまったくやらなかった。たまにきゅ
うりを切ろうとするとまな板がないので床のリノリウムの上
で切ったりそんなとんでもない人だった。
しかし必要にせまられ、徐々に作り始めると、それも楽しく
なり、今度は片し始めると、それも楽しくなり、いまや
「女将体質」なくらいシンクは毎食後磨かれる。
やろうと思ってやっているというよりは、そうすることに
よってものすごくストレスが解消されて気分がすっきりする
からである。
まあ、こんなこと言ってられるのも「一人暮らしの気楽さ」
ゆえだとは思うが、毎日のささいなことをいっこいっこやり
こなすことが決してささいじゃないことをひしひし感じて
いる。
こうやって考えると、今回の引越しも大変だったが、動く
ことがからだだけじゃなくて、心のメンテにもなっているこ
とがわかる。
さあ、クローゼットもきれいになったし、なにか着てどっか
行きますかって、そういうわけでもないんだよな。
人生ってそれなのかもしれないなって思う。 [からだのメンテ]
日本に帰ってから、とてもスピリチュアルな日々を
過ごしている。いいかえれば、毎日新たかな経験のみちゅうか。
過去が
そこにはまったくなく、あるのは今から先の
おこりうる偶然のダイヤモンドしか輝かない。
テレビはもちろんみないし、情報は信頼できる友人から
のみ得る。人生は漫画だ。おかしくも、シリアスで
深し。
はくしょん大魔王 [からだのメンテ]
つれづれなるままに [からだのメンテ]
寒い。5月の半ばに暖房が入るとはびっくりだ。
ま、まさかこの音は?と思うと、そう、そのまさか
です。入らさせて頂きま~すとばかりに、
うい~んうい~~んと生暖かい暖気が部屋に
満ち始める。このまま晴れたり曇ったり
しつつ、温度はあがったりさがったりするとして、
いっそのこと一回くらい6月あたりに
雪なんていかがでしょう。ってのはジョークだが、
もうどんな不自然な気温になっても
驚かなくなってしまった最近の自分に驚く。
今日 XpresSPAというたこの足みたいな(実際は
4つしか足はないけど)携帯用マッサージ用のプラステイック
を買った。椅子に座るときに取り出して背中と背もたれの
間に入れて体を気もちいいポジションに調節しながら
マッサージする。なんかはまりそうな予感です。
寝てるときにマットレスと背中の間に入れると
強力すぎて「痛い~なにすんの~」になるので
注意注意と!