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Mr.H のMonk Night [宝もん]

セロニオスモンクナイト@富ジャズ、終わりました。
1時間40分ほどのライブになり、Mr.Hはノリノリ
でした。今夜はミュージシャンの方のお客さんが多かったです。
それにしてもモンク氏の曲は根強い人気があります。
「次は○○です」というmcがあると、
「Yeah! Dig it!(やってやって)」
と声援が飛んでました。

僕にとって大きな意味のあるギグでしたので、
終わるとなんだか中距離走を入り終えたような
ちょっとよろよろすると言うか不思議な感覚でした。
ジャズファンの女性から
「どの曲が一番むつかしい?」
って質問を受けたので、
「crepuscule with nellie」
と答えました。
一音一音に意味がありすぎて、
ちょっとでも違う音が混じると
別物になってしまうからです。
それとやはりスローは
一番むつかしい、そう思ったからです。

帰宅して、ぴにご褒美をあげました。
ここ一ヶ月ちょっとはほとんど
相手をしてやれませんでしたから。

明日は原稿書く日にします。
もう構想はあるので、じっくり時間をかけて
書き上げたいと思います。

今夜のnyの地下鉄のホームはいつもに増して
すごい高温になってましたが、電車の中は
冷房が効いててしばしほっとしました。
日本は猛暑と聞きます。
みなさん、くれぐれも水分補給して、
くださいね。では股。
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Mr.Hendricksのリハを終えて、からの。 [今日何やった?]

昨日 Jon Hendricks氏のThelonious Monkを歌うという
貴重なライブの富ジャズでのリハーサル無事終えました。
これまで数回,彼の
ご自宅で僕とMr.Hendricks ふたりでリハを重ねてきた
のですが、昨日はDrumsの Andy Watson氏と
Bass の Neal Miner氏も集結して
初めてで最後の全員揃うバンドリハとなりました。
僕しかリハの生き証人がいないので
譜面やキーや行き方など僕が進行役を不束ながら
やらせてもらいながらの1曲ごとSet Listに沿って
本番さながらでしたが、楽しく終えることが
出来ました。3時間とってあったリハが
1時間で終わってしまいました(驚)
この素晴らしいライブに関わらせたもらえている
色んな全てのきっかけや愛に大感謝です。
ありがとうございます。
Mr Hendricksも超ハッピーそうで、最後などは
その場でNealと僕にタップを踏んでみせて下さったり、
もうご機嫌で爆笑の渦でした。みんなJonのことが
大好きなんですね。胸が熱くなりました。

さて、一夜明けての今日は朝から今年いっぱいの
スケジュール調整や現在たまってたメールの返事書き、
家賃や保険の支払い、逆にギャラのチェックを
お金に換えて銀行に入れたり、そんないろいろを
やってました。手書きのスケジュール帳も今年いっぱい
作り終えてすでに入っている仕事を記入完了です。

カドカワのミニッツブック「13th nbote」の最新版、
「ハイジの国から来た男」発売になりました。
今回はスイスから来てる学校時代に深く関わったひとりの
ミュージシャンとの話を深く書きました。
読み時間は30分になります。どうぞ読んでください。
9th noteに比べてどんどんNYでの実践演奏にシフトしていく
様子がツブサに描かれています。

http://minutesbook.jp

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てば、てば、てば! [きゅ~~ん]

もしや今年NYに来てから初めて冷房をつけないまま8月突入?
NY生活の長い達人の友人から「扇風機で風を起こせば
温度ががくんと下がるので、そっちのほうがエコだしいいよ」
って言葉に乗って扇風機を購入。どうしても湿気で眠れない時
それを回す。でももしかしたら今年のNYは冷夏かもしれないっす。

NYって日本の70年代なかんじなんです。電車も停まるし、
平気でシャワーが冷水になるし。1階の大家も上のテイムも(今住んでる
カメラマン)冷房設置もうやってるけど俺はまだ今は大丈夫かな?
もうココまで来たら、冷房のない夏ってのもなんかよいような。

うちのあたりってよく人が地べたに寝てるんです(笑)これだけ
夏だといくら冷夏かもしれないけれど、ふにゃてなっちゃうのは
わかるんですけどね(笑)1ブロックごとに警官が立ってて
マズい事にならないかってのを見守ってます!
でも、地べたに転がって夕方とかに酔っぱらって眠るのって
至福だろうなって少しうらやましい気持ちもありーので
通り過ぎてますけど、アメリカ人って結構その日暮らしの人が
多いし、お金も目の前のことにばって使っちゃう人が多いので、
そう考えたら、ある日突然、路上の人ってのもなんとなく
わかる。それを誰も悪いとか恥ずかしいとか思ってもいないしね。
自己責任でやってれば他人がとやかく言うことでもないしね。


「うちの下で寝ないでよ〜!」
なんて窓から吐き捨てるようにいうおばちゃんは
クリスマス時期毎年最高の飾り窓を我々に届けてくれる訳っすから、
気持ちはわかる。でもこの冷夏の心地よさったらない。
どっちだ(笑)!

ジムで毎日走った後に少しご飯を食べるまでの道のり歩くんですが、
街路樹の影が
道に色んな模様作っててもうこれも最高っす。
この夏のあれこれが全部冬には封じ込められて大雪になるわけだから
NYてばっ、てばっ、てばっ、ってなかんじすかね(笑)
そんな手羽先なとこも好きです!(笑)

そういえば蛍もいるんですよ、街中で。
NYってば、てば、てば、、、アナログです!(爆)


ちょっとずつ。 [人生毎日がテストの連続〜]

キーが直前に変わったりするのって音楽やっているとしょっちゅう
あることなので大丈夫ですが、僕がよく気になるのは、
キー独特の音像って絶対
あると思うんですね。
それが変わらないかってのがいつも
心配になります。
僕もボーカリストなのでキーには敏感ですが、
多少自分にとって歌いづらいくらいのほうがかえって
いい歌が歌えたりすることもあるんです。
キーを上げると明快になる分
きんきんした部分が必ず出てくるし、下げると今度は
歌いやすくなる分必ず沈むというかダークなパートが出てくるし、
こればっかりは
ボーカルものをやるときの「永遠のテーマ」といえますね。
ヘンドリックス氏が一番うたいよいのが一番なので、
僕は今回も彼の感覚にひたすら従います。
自分も歌手ですから、歌う人の千シテイビテイわかります
から。

さて、この夏はいまのところとても過ごしやすいです。
うちのぴも「はーはー」言ってないですし、毎朝の散歩も
機嫌良く行われていますし、昼寝時の若干の扇風機
以外はほとんど、自然風でいけてるそんなかんじです。
日本は湿気がすごいのかな?

先々月くらいからちょっとずつ続けていた掃除が功を奏して
かなりわがやはさっぽりしました。
ウーキンクローゼット、寝室、リビング、音楽室、キッチン、
そしてバスルームと、かなりすきっとしました。
ちょっつずつでも続けているとある日
見違えるように変わるものなんですねえ。感動。
続けてよかった。あとはPNDの配送用に使っている
デスクの上をやればほぼ完璧です。まだもうすこし
プチ掃除の日々はまあまあ続きます。

あ、そういえば、PNDにとって農閑期のこの時期にも
CDをオーダーしてくださるかたがいらっしゃいます。
ありがたいことです。心から感謝します。
ただいま、Boys Mature Slowと
ヒョンジンのALBUMはすぐに配送可能なのですが、
あいにくSpooky Hotel が在庫がない状態です。
一日も早く解消しますので少し時間がかかります
ことをご了承ください。すみません!

煙草をやめて3ヶ月目、すこぶる好調です。
8月に入りますと頭からレコーデイング(僕のではないですが)
やまたセッション的なギグと続きますので
楽しみです。アメリカの車の免許をとりたいのに
そのままになっているのでそれも今年中の課題です。

みなさんも最高の週末そして最高の一週間を。
ではの海。

Senri


夏の匂いとジョンとZipcar [自分に風穴]

冷房を窓に設置しないまま7月が一日一日過ぎています。
もしやこのまま設置せずに夏が終わったりして(笑)
たしかに汗はかいてますが、窓からの風の気持ちよさ
に、ほっとしたりしながら、昔の夏を思い出しています。
体中から運動場の匂いがしてシャワーを浴びると
心の底からすっきりします。こういう夏ってここ数年
経験してなかったのかもなあ。なんて。意外にいいかも。

ジョンのリハが無事に終わり、最後に「千里、よく頑張って
くれた、ありがとう。さあ、これが俺のキーだよ」って
渡された紙に記述されている各々の曲の
キーは半分くらいがリハでやったキーとは違うー!
でも移調します。
全部譜面書き直して、練習し直しますから。
やりますやりますとも。とほほのほーほーほー。

昨日友達とzipcarを借りてドライブしたんですが、
今やレンタカーも新時代。zipcarだと1時間単位で
10ドル。ガソリンはzipcarが持ってくれる。
係の人と会って面倒くさい手続きしなくてもzipcarのマークのある
駐車場に行けばそこに車がある。携帯でぴぴぴって
予約入れて勝手に車借りて乗って降りて支払って
お終い!なんて便利なんでしょう。びっくりしました。
どんどん時代は簡素化に向かってますね。
よいことだ!



ふみふみふみづき始まった。 [ぐっときた!]

7月に入りまた時間の流れが加速した気がします。
三寒四温じゃないけど、三晴四曇一ざざざっです。

さて、明日がまたジョンのリハなので今日も超絶練習日
です。練習を分けて、一段落したらラグを洗濯し
デッキで干し、昼飯作り(和風パスタ)、FBし、
また練習といったかんじです。

だいたい僕が住んでる場所が日本のお米を買うには
よいしょ!って出かけないといけないエリアなので、
お米が底を尽きて千週くらいから食べてなかったんです。
そうしたら2キロ体重が減ってました。ひえ〜!
おそらくお米に問題があるわけではなくて、お米を
食する時に僕の場合、おいしくお米を食べたいと思う
と沢山おかずを作って食べるんですね。
お米がなくなると「食」自体がしょんぼりして、
ま、こんなもんかな、というかんじで、それが
やせる原因なんでしょう。このままちょっと続けて
みよっかな。ま、早晩、買うと思いますけど(笑)

さて最近元気になる話題と言えば。日米このふたつ。

まずは愛する人に東横インの模型を作ってプレゼント。
このニュースです。
http://yappantu.com/2014/06/16/愛する人に東横インをプレゼントしよう/

アメリカのほうはこの人。かなり問題児とされていますが、
トークショーに出てるかんじだと確信犯です。
めちゃくちゃ面白いです。
https://www.youtube.com/watch?v=b6h1ZetGgko
http://www.telegraph.co.uk/news/celebritynews/10932288/Hollywood-star-Shia-LaBeouf-appears-in-court-after-arrest-at-Broadway-show.html



それでは今週もはりきっていきましょう。
「大晦日まであと何時間?」っていうアプリを久しぶりに
見て愕然。もうカウントダウン始まってる。聞いてないよーー。
https://itunes.apple.com/us/app/t-zero-countdown-timer/id480487790?mt=8

みなさん、今週もいい一週間を。元気で。

モンクなし。 [人生毎日がテストの連続〜]

セロニオスモンクの曲の面白さはホールトーンスケールを
多用した大胆な転調が多用されるメロデイとリズムの
displacementによるカウントの錯覚にあると思う。
4/4に2/4が一瞬addされたのかなと思うと実はそうではない。
4/4のままなのだ。この効果はリズムとメロデイの一体になった作曲法
がなせるわざだといえる。
おそらくモンク氏はシンガーソングライター的、歌いつつ
の作曲法を用いたのではないかと思われる。あとで分析すると
そうなっていたけれど、作曲したときは思いのままに
成されたような気がして成らない。

これはこのまえビリージョエルを観に行った時にも
感じたことで、ビリージョエルの音楽にはクラシックとブギと
ラテンとジャズとブルースが混在する。リズムの感覚が
非常にstretch in and outしている。
特にMSGではNYでやるマンスリーなのでNYならではの
人種のるつぼ的なアレンジを原曲のソースから引っ張り上げるものの、
それにつられない、原曲をいっさいくずさないイズムは見事だった。

モンクのたとえばBlue Monkなんかはそのいい例で
どのバージョンも同じ印象を受ける。パリでもnyでも
いつどのときもである。
ある意味の曖昧な響きだがこれらに共通するのは
作曲家としてのかなり高いレベルでの
ソフィステイケーションだといえる。

モンクのもうひとつの楽しさ
はsubdivision やrhythmic meter
のカラフルさである。僕が思うに、
trinkle tinkle, crepuscule with nellieに
特に顕著なように思う。
rhythm-A-Ningやevidenceにも
リズムの楽しさを満喫できるしかけの渦を
発見することができるが、ここでは
シンプルに昇華されているだけに
分析するに至らない。

in Walked Budなどは明菜も真っ青なのではないか。

とにかくJuly 4thが終わった。
今年は雨のせいで時間をかけでeast river からの
打ち上げだった。僕は明日のJon Hendricks
とのリハにそなえ花火の音を聞きながら
家にいるが、悪くない。




ヒッチコックの裏窓のような。 [悲しいけれど事実]

6月後半は激動の時間でした。あまりにいろんなことが
ありすぎて大変でした、でもすこしずつ落ち着きつつ
あります。ふー。
まず金曜日にうちに泥棒が入りまして命の次に大事な
全ての僕の人生のデータが入っているPCが盗まれました。
虫の知らせか前の晩、色んなところにバックアップをとって
たので、内容は保存できているんですが、びっくりだし恐い。
泥棒って。大家が言うには「窓を開けてパソコン
してる姿を誰かに覗き見されて、僕が出かけたのを
見計らって侵入し、ピンポイントでそのパソコンを
盗んだんじゃないか」と。根元のエクステンション
コードまで盗ってたので指紋を残さぬように
かなり焦って侵入した中にも冷静さはあったのでしょう。

僕のほうは先週から、エピック時代のレーベルメートの
シンガーソングライターでありプロデユーサーの安藤秀樹さん、
週刊文春のweb編集者であり作家の森綾さん、
がNYにいらしてて、お会いしました。
明日はラテンジャズのフルート奏者の
赤木りえさんがプエルトリコ帰りにストップバイでNYに
いらっしゃるので、会えるはずです。
そしてそして、
SONY時代から苦楽をともにした親友もビリージョエルの仕事で
NY入りするので彼にも会えます。

僕は先週から今週にかけて幾つかの仕事の〆切があり、
てんぱりまくっていました。どうも性格上、いつもギリギリです。
そして一個のことしかできないのです。だから幾つかが並行すると
ものすごいてんぱり具合です。でもついさっき一個終えて、
今ちょっと小休止できる状態になりました。

富ジャズもありました。ジムがブロードウエイの仕事を
ゲットできたので今回は急遽、ヤシーンと2人でデユオ
パターンでやったんですが、これがまたなかなか楽しく、
こんなに深く2人だけで音楽を演奏するのは初めてだなと、
帰りのタクシーの中でもずっとこの先やりたい
音楽の話で盛り上がっていました。
なんかNYでこういうLifeを送れていると言うこと自体
ものすごく色んなことに感謝しなければいけないなと
思いますね。

今日も夏の暑さで日差しがぎらぎらデッキの大葉久美子を
差していますが、NY生活、なんとか7月になりました。
2014年の後半戦です。今週アメリカは忙しいです。
July 4thの週なので僕の友達はイタリアの島に週末にかけて出かけたり
、NYに残る人は意外に少ないのかもしれません。
僕のところにも「今年はブルックリン側から花火を
見たいのでどこかブルックリンの友達宅のルーフトップパーテイに行くんだったら
声をかけて」なんてメールが2、3来ていました(笑)
僕は今週も8月、9月のレコーデイングやライブに向けて
固めなきゃ行けないことが山ほどあって花火が見れるかどうかは
微妙です。

今日はジョンヘンドリックスとのリハをキャンセルして
もらいました。失礼なこととは思いながらも、
仕上げなければいけないものがありますので。

鍵は今週大家が増やしてくれます。身近に置いていた現金も
銀行へ持って行きました。nY生活、いろいろあります。
みなさんも、いい7月を。この次期日本はじめじめ
ですけど、みなさんにとっていい月になりますように。



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