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たからものによせて。 [宝もん]

ぴのフィラリアの薬をもらいに病院に
行ったとき、掲示板を見ていたら
シェルターで引き取り手を待っている
犬たちのアピール写真が貼ってあった。

僕は飼えるはずもないのにJoeという3歳の
フレンチブルのことが気になってその日、
ずっと彼のことを考えていた。

「ポジテイブに未来を信じている。でも
最悪のケース、僕の部屋はどんどん劣悪な状況
のほうへ移動することになるんだ」
というJoeの言葉として書かれた
フレーズが頭から離れない。

そんなこと考えながら信号待ちしていたら、
生まれたてであろう子犬たちが段ボール
に入れられて、寒空に震えていた。
通りかかったホームレスっぽい男が
その前に置かれていた募金箱から
ドル札をわしづかみにしてポケットに
ねじ込んだ。

あのこにもこのこにも生まれた数だけ
しあわせになる権利がある。この世の中
そんなに悪いことばかりは起こらない
と思いたい。

僕の住んでいるアパートに愛嬌のある
バクスターという3本足の雑種犬が
いる。

彼はシェルターから引き取られて来た犬
だが、その気さくな笑顔で会う人会う人をくすっと
笑わせて、近所の人気者だ。

そんなラッキーな犬や猫がいっぱい増えてほしい
し、犬や猫だけではなく、誰が悪いわけじゃないのに
途方に暮れる人に光が射す世の中になってほしい。

さっき地下のランドリーの洗濯物を見に
行ったついでに表にでて外の冷たい空気を
吸っていたら、犬の散歩の人に何人か
会った。そんなことを考えた日だっただけに
話をしながら中良さそうに散歩する犬と人間
の姿に胸がきゅんとなった。

Joeには、素敵な飼い主が現れることを祈ろう。
くりかえし言うようだけど、この世の中
悪いことばかりは起こらないし、明日は
必ず光の射す日にしなければいけないとおもう。
そのためにも僕は自分のオリジナルソング
を再び作って人に感動を与えられるように
今のチャンスを頑張らなくてはね。


とりいそぎ。 [宝もん]

ただいま千二等兵戻りました!
いやあ、長かった。
あらためて帰って来たNYCは
まるで外国みたい!

メンフィスからケンタッキー州の
レキシントンを経由してワシントンDC、
そして、大渋滞のフィラデルフィアの
洗礼を受けて、ブルックリン橋を抜け、
バッテリーパークからマンハッタン入り。

途中、ウエストヴァージニアとか

レキシントンののどかな郊外とか

ワシントンDCの緊張感のある
ダウンタウンとか


ごはんもなんとかぎりぎりセーフで
毎日ありつけて

くたくたになりながらもどこかで
元気が湧いてくる不思議な旅でした。

一人旅って自分の代わりに運転する
人がいないので、制約が多い分、
得るものも大きかった。


いまは見るもの聞くもの
すべてが新鮮に見える。
いい旅だった。

応援してくださったみなさま、
ありがとう。
ちょっとづつNYにまた
馴染んでいきます。


夕焼けというショータイム [宝もん]

とてつもない。
あっけにとられてシャッターを切る。
なにげない毎日のあたりまえの一瞬が
こんなにうつくしいんだと
あらためて、感動。

そろそろ?船の上からこんにちわ

きたきたきた~照らしてしまえ~

あ~自由の女神changが見えるY

望遠~~~~~あ、違うか(笑)


チゲ記念日 [宝もん]

今日は昼ご飯にコリアンフードを食べに行った。
飛び込みで今日初めてはいった店。

コリアンフードは
野菜たっぷりで肉を頂けるのがありがたい。
ひとりでカルビを頼んで
はぐはぐ夢中でレタスにくるんで食べてたら、
突然
「はっぴば~すでい~とう~ゆ~
はっぷば~すでいとうゆ~~」
なんちゃってとか言いながらお店の若い衆が
まるで誕生日ケーキを運ぶみたいに
「豆腐チゲスープ」
を僕の元に持って来た。え?これどういうこと
っすか??
「これはね。実は
お店からのプレゼントで~す」
と若い衆。

ええ、
うれしいけど、

今日はまだ誕生日じゃないって~か、
誕生日知るはずないし~、
っていうか初めてきた店だし~、
頭がパニックなまま、

でも実は
大好物なんで、
もうすでにスプーンで
チゲをふ~ふ~
食べてる自分が
あさましい、、

そんな僕のところに
オムニがそっとやってきて
耳打ちした。
「今日のNYは
すごく寒いでしょ?これは
韓国の伝統的なスープなのよ。
体あったま
ってね」

ええ?
ほんとっすか?そうか。
ただ単純に親切でごちそうして
くださったんだね。
せちがらい
この世の中で、こんな
奇跡みたいなこと
あるんすね。
と、涙がでそうになる。

うまい。もう一口。
うますぎる。

きのうまでの疲れが吹っ飛ぶ。
つい、ずずずと本能のまま
アニマル食いしていた僕にふたたびオムニが
「味は大丈夫ですか??」

僕は肩をふるわせながら
「ほびろん、チゲって僕の大好物で、しかも
豆腐チゲが死ぬほどずぎで、ぼんど~
にうれじくて、なんて言ったらいいが~、、

一気に喋ろうとして、いやっと
一旦のど元でのみこんだ。

そのかわり

ゆっくり口の中のチゲを味わい味わい
五臓六腑に
染み渡らせ
僕はオムニににっこり笑って
ひとことこう言った。
「とっっってもおいしいです」

オムニも
そりゃあもう
うれしそうなとびっきりの笑顔で
「でしょう?」と
うなずかれた。

「オムニのやさしさ うれしくて
5月17日は チゲ記念日!(字あまり)」


手紙風報告なり! [宝もん]

元気ですか?

いくつかとてもいい報告があります。聞いてくださいますか。
(とちょっぴりあべ静江風にスタートです)

一日前の日のアレンジのクラスで(このクラスは
ジャズスタンダードを自分流にアレンジしてきて
みんなで演奏してみるという楽しいクラスなんですが)
千のアレンジした「i'll remember April」という
スタンダードの曲が
ジャズのレジェンドでもあるあこがれの黒人の先生に
「いままで俺が聞いた中でも
いちばん個性的なアレンジだ」
と褒められる。泣きそうになる。
もともと4/4の曲を千はワルツに
してみたのだ。これなら個性が際立つかなと思って。
「concert chart(総譜)
をくれ。俺が細かいところ
みてきてやるよ」
すごくうれしかった。

そしてもうひとつきのう。theoryのクラスで。
サブドミナントマイナーなどを多用した
32~38小節くらいのオリジナル曲を
つくってみんな演奏する授業。先生は
これまた千があこがれているとんでもなく
天才的な白人のピアニスト。

この日のピアノのコンピング(伴奏)は
千のみだったので緊張しながら、次々にクラスメートの
曲たちを演奏する。
このセメスター(春学期)になり、ジャズのコンピングが
ようやく
できるように
なったきたこともあり、先生に「よくやった」と褒められる。
ふ~、と緊張が溶けたため息が口から溢れる。

そして2時間の授業の最後の最後に
なんと千の曲が選ばれ演奏することに。
わ~、なんでだ。
緊張しながら自分のオリジナル曲の説明を弦のふたり
(バイオリン&ヴィオラ)にする。なぜなら彼らにメロデイ
をハモって弾いてもらうから。あとは
(ドラム)(ベース)千(ピアノ)
のトリオでスイングフィールでコンピング(伴奏)。

曲が始まるとスイングの具合がコードプログレッション
(コードの進行)と相まってかなりいいかんじ。とそのとき!
クラスの中で異変が、、、。モルガンとサラ
がメロデイを歌いだし、エイドリアン
がピアノにもたれて踊りだし、マイクが千に
親指をたてて見せる。
曲が終わったらなんと15名くらいのクラスメート全員の
スタンデイングオベーションが起こる。

あこがれのその先生が
「素晴らしい。
これはピアノトリオでもう一回ちゃんときいてみたい」
と言ってくれて
もう一回、千がメロデイとコードを
やりながらトリオで演奏する。

ちょっと間違えちゃったけど
今度は親指があっちこちで立ち、割れんばかりの拍手と
「you did a good job(いい仕事したやん)」
「you r so killing(むっちゃすげ~)」
などなど、あちこちから聴こえる。
わ~。

なかでも普段喋ったこともない
イタリア人のボーカルのアイリスが(舌ピアスあり)
「あなたの曲はあなた自身がどういう人間かが
伝わってくる気がした。とても覚えやすいけど
どこにもない個性がある。そして
ほのかにガーシュインの匂いがする」
って切々と言ってくれた。
そんなありがたやありがたや~。
おもわず緊張の糸が切れて目頭が熱くなり
「you r so cool, man~~」
っと照れ隠しにアイリスの肩をぽんぽんと
叩いてしまった。

先生から最後にもういちど
「エクセレント。ファビュラス。i am so proud of you
(ほこりにおもうよ)」
という最大の賛辞を頂く。こんなことがあっていいのか
っと内心思いながらも、おべんちゃらはあまりアメリカではないので
素直にこの賛辞を有り難く受けながら何度もお辞儀をする。
(やはり日本人ですから)

ピアニストとしてももちろん頑張っていてピアノが大好きなのだが、
自分は曲をつくるのがほんとうにほんとうに好きなんだということを
もういちど全身全霊で感じたa big day for me(とても大きな日)
だったわけです。

長くなってなってしまいました。
読んでくれてありがとう。

PS  最近 ショーンバーグ(クラシックの)を
聴いて、彼の曲は知る人ぞ知るってかんじかも
しれないけど、サビとか覚えやすいメロデイがいっさいないのに、
モーメンタリー(一秒一秒)に彼のヴィジョンみたいなものが
伝わって来てちょっとすごく感動した。まだまだ知らない音楽が
やまほどあって、音楽ってほんとに深いしフレンドリーだし
楽しい。

なんだかNYは二日前に大雪があって
まだ道のサイドに雪が残っているけれど
少しだけ日差しが春の気配を運んでくれてます。

それではまた。


朝日に向かってぐびっ [宝もん]

この日の朝は
もう後にも先にも
この朝しかないわけだから
はっきり言って
身体はくったくただけど
道中荷物背負いすぎて
肩も背中もがっちがちだけど
腰に手を当てて
朝日に向かってぐびっ

ぷは~  VIVA命の応援水!

肝心なもの忘れました パンツと
靴下です(笑)gapとユニクロで
大人買いしてしまいました(麦)


花屋sang [宝もん]

この花屋さんにも
お世話になったなあ。
きょんが亡くなった時に
棺に入れるために
あまりに沢山のオレンジ色の
花を買いあさったから
「いったい何の記念日ですか」
って真顔で聞かれたっけ。
いちおう、「大事な大事な
記念日なんですよ」って
答えたっけ(笑)

引っ越しってこういう
想いでを一個一個確認する
大事なイベントなんだね。

訂正:大事な作業→大事なイベント


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たばこやのおばあCHANG [宝もん]

おもわず挨拶したくなる
おばあCHANGがいる。
こういうたばこやさんは
いつまでも続いてほしい。
国で街角重要文化財に
指定してほしい。
そう、思いませんか?

すっごいごうつくおばあCHANG
だったりして^^;

↑だめ  そういうこと
言っちゃ


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時間よとまれ [宝もん]

時間はこの手に抱かれている
子供のようなもの。
壊れやすく純粋で曇り無く
ただ一秒一秒成長の叫びを
あげる。


ママパパ 汝を手から落とさないで
(結構子供に似合わないドス
を利かせた冷静な声で)


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屋内球技 [宝もん]

ほい。お。あれよ。どっこいさ。

なかなかいいね  雨の日も★☆


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