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たわいもない朝の風景 [なりきり千]

いつもと同じ朝。
コーヒーの香りがする。
寝ぼけ眼で歯を磨く。
お気に入りのマグカップには
ルドルフの絵。
ちりんちりん、ベルで
朝ご飯の準備が整ったのを
知る。
また同じような朝のたわい
ない景色の中にきみが
いることを確認する。
たわいなくてとてもささやかで
でもとっても僕にとって
大切なまもりたいもの。
それがお金でも名誉でも
なくていちばんの僕の
宝物だってことにいま
気がついた、そうだ、
そうなんだって、
わかったような顔でひとり
神妙な顔でうなづくと
「どうしたの?」って
きみがきょとんと聞き返した。
ううん。なんでも(笑)
僕はあわてて目をこすって
ごまかした。

そろそろわがやもクリスマス仕様だね


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