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7月は一年の真ん中をつなぐ橋。 [発育途上症候群]

7月が始まりました。ちょうど一年の真ん中のページをまたぐ時期ですね。
今年前半は曲を書く日々でしたので、トンネルをカンカン叩きながら
いつかこの先の景色へつながるはずと思いながら過ごしてました。
そんな中で毎月一回テーマを決めてライブをやったのは
曲を書く上でものすごく効果的だったと思います。気がつかない内に
曲が貯まって、カツン!と叩いたらポコ!と蓋がとれて
外にでたら橋の袂でした。
よし、ビッグバンドでアルバムを作ろうと決心したのは、割と最近だった
と思います。迷いながら「やし!」と腰を上げて、
気がついたらもうレコーデイングは終わってこれから
ミックスダウン、マスタリングは7月中旬に完了します。
今年前半は9/6にSONY Village Recordsから出る「Spooky Hotel 」
を生むべく費やした時間だったのだなあと
改めて思います。

今年後半は9月は日本、そのあと、若干遅れてアメリカのプロモーションに
なると思います。spooky hotelのアルバムジャケット写真の撮影も終了
しました。去年出したBoys Mature Slowのときと演奏面でも撮影面でも
その他の面でも一番違うのはやはり「いっぱいいっぱい」ではなくなって
きた点でしょうか。今回のアルバムのピアノのあり方は「ミッシェルルグラン」
などの作曲家が自身のアルバムで弾く絵柄なので、純粋に音を楽しんで肩の力が抜けて
いなければ絵になりません。この一年で強力な音楽仲間が増えていったことと、
僕自身の音楽への理解度が多少也とも増したこと、などが「肩の力が抜けた」
演奏につながっているように感じます。

架空のホテルへチェックインしてからチェックアウトするまでの時間を、
様々なキャラクターの曲たちが案内します。
音的にはデユークエリントン、ビリーストレイホーンありーの、ギルエバンスありーの、
ビッグバンドといっても、大きな編成から小さな編成まで多彩ですが、
自分の作曲の軸はぶれてはいません。純粋に僕の曲として輪郭がかなりくっきり
見え始めています。そこをたっぷり楽しんで頂けるように最後の仕上げ
がんばります。

曲をつくる、アレンジをする上でも環境が整い始めた
こともあると思います。土岐麻子さん、八神純子さん、岩崎宏美さん、
相田翔子さん、奥田民生さんのレコーデイングを通して
nyのスタジオ、エンジニア、ミュージシャンのつながりがぐんと増えたし。
自分の楽器、自宅のレコーデイング環境なども大きく前進、変化しました。
それにプラスしてようやく最近、ニュースクールで学んだ知識が、
「実践」として活かせるようになってきたかなと感じています。
まだまだ今年後半からやる曲がもう始まってるんですが、
そこで見えて来る発見が山ほど有ると思います。

さあ、7月の橋を渡りつつ、左右の景色を楽しもうと思います。
8月からは対岸に渡ります。どんなことがあるのかな。
そしてもうすでに2013年の後半戦は
始まっています。



日課ぽっかー。 [発育途上症候群]

日本は東京がかなり暑いらしいですね。こっちも結構来てます暑いっす。でも朝夕は涼しい。
デッキに鳥が巣作りしていて朝は大合唱の中、珈琲入れて飲みながら眼を覚まします。

午前中はジャズピアノの指練習(いままた基礎をやってます)
午後からの日中〜夜はビッグバンドのアレンジなどの作業、ずっとPCに向かってます。
そのあいまを縫ってちょっとづつ食事を補給したり、1時間昼寝をしたり、
そして夜中のジムで40分ほど走って
一日が終わると言うかんじの日課になっています。
家にテレビがないのでジムで走りながらabc, nbc, ny1, cnn cbs, espnなどをいっぺんに
観るのが一日就寝前の息抜きになってます。
今日は、cnnで普段よく見る白髪のアンダーソンさんっていうキャスターの人
(かための報道をやっている人)が「ridiculist」っていう番組の特集で
(おそらくridiculous なlist( ばかげてるリスト)っていう造語)
「赤ちゃんのパンパースの股間にフクロウのセンサーをあてがうと、
仕事中のパパやママに「濡れてるよ」っていう知らせが携帯に入る」
というすぐれものの紹介。湿気をセンサーが感知して知らせるらしいんだけど、
テレビの音声なくても充分すぎるインパクトで、
おもわず走りながら足がもつれてけつまずきそうでした。
ま、そんなわけで、今日もV8飲みながら一日を終えます。みなさん、いい週末を。

アコーデイオンカーテンの国境を越えて。 [発育途上症候群]

ひょんなきっかけでワシントンDCへ赴く機会が訪れる。八神純子さんとの
共作の「さくら証書」を桜フェステイバル開幕で弾かないかと八神さんご自身
から相談されたのだ。もちろん!ちょうどレコーデイングでNYに八神さんが
いらっしゃっったので、そのあとに一緒に移動させてもらった。
犬を預けたり、パッキングをしたり、戸締まりしたり、、ばたばたとうれしさとが
混じりあいながら準備に追われていると、あっというまに数時間が流れ、
気がついたらすでにドメステイックの小さな飛行機のアイルシートに座っていた。

いま話題のAndy Grammerや山中千尋さんトリオなどの名士たちが出演されている
ことも現地で知った。アンデイなど縁があって楽屋が隣、しかもアコーデイオンカーテンで
仕切ってあっただけなので、しかもそのカーテンの磁石がばかになっていたりもしたもので、
鏡越しに時々目が合ってしまう。
「あ、ども」「あ、こちらこそ」状態。これがなんともいい雰囲気を醸し出す。

「I am happy to be here を日本語で言いたいけどおしえて」
「ここにいれてしあわせです、って言うといいわよ」
あまりにアコーデイオンのこちらが気になったのか、
カーテンを開けたアンデイの質問に純子さんが笑顔でこたえてあげている。
彼とて出演前は緊張である。こればかりは何十年やってようがどんな大きな
会場を経験していようが毎回同じ瞬間が訪れる。

演奏は「さくら証書」そしてソロで八神さんが
「翼」「パープルタウン」僕は最初の1曲を一緒に出て
弾かせていただいた。袖からゆっくりとライトの中に出て行くと徐々にお客さんの顔があらわに
なっていく。思ったよりも日本人のお客さんが少ないような気もしたがほどいい
タイミングでさくらの舞い降りるイントロを鍵盤からはじいてみる。

思えば直前に
ペダルをふむとそのままピアノが動いてしまうのを大道具さんがなおしてくれたり、
譜面台を勝手にかたづけてしまった上手のクルーがいたり小さなアクシデント
があちこちで頻発するが、スタッフ袖にぴたっとはりついたアメリカ人クルーたちと
しっかと手をつないで平常心で瞬間瞬間を乗り切る。
舞台上のたった数分の演奏中にも、劇場に住んでいる「いたずらの神様」がおもいがけない
こそばしかたでトリックをしかけてきたりする。いわゆる「魔が差す」というような。
それを俯瞰で感じながらもそのひとつひとつをクリアしていく。
最後のバースで八神さんの顔をみたら彼女も同じタイミングで
僕のことをふりかえって見られた。八神さん越しに見えたお客様の顔顔顔。
その表情は柔和でみな笑っている。
静かにエンデイングを迎えると、暖かい拍手に包まれて心が抱きしめられる
ようだった。

僕が八神さんに紹介されて袖にはけると、そこに待ってた司会者やスタッフのひとたち
ひとりひとりとぎゅっとだきあう。袖には舞台とは違う別の感動がいつもこっそりと
ぼくたちを待っていてくれる。

全て終えてレセプション会場に向かう途中の横断歩道でふと素晴らしい景色を見た。
sunset の中の白い月とキャピタルならでは建物との競演。
ワシントンDCに再び来れてよかった、あたたかい人々と出会えて、その人たちに見守られ
ながら、「さくら証書」を八神さんとスカイプで作ったあの原点に
いまいちどタイムスリップしたような、、、気がした。

DCは僕がアメリカ大陸を車で犬と横断中に一回、ビッグバンドの演奏で一回、今回は3回目の
滞在であったけれど、いつの日かあのWarner Theatreの楽屋にまたもどる日がくるだろか。
それはわからないが、あのアコーデイオンカーテンの磁石がどうなっているかもういちど
自分の手でたしかめてみたい。

お世話になりましたすべてのみなさま、ありがとうございました。

いとおしいカタチ [発育途上症候群]

この一週間なんだかエアポケットにはいってた
かのように感じる。

2月は魔物だ。
あっというまに時間がすべてを連れ去ってしまう。
まんまるだった月がいつのまにか欠けているし
たっぷりだった冷蔵庫の買い置きがかっらぽに。

ただそんなふうに感じながら過ごすときも
PCをふんだんにやるようになってからは
時間の流れをいやがおうなしに受け止めざるをえない。

はじめてPCに触ったのはマックだった。
ちんぷんかんぷんだったコンピューターに
右往左往しながら入門書を見ながら格闘の日々だった。
それからいつのまにかノートパソコンを
使うようになりウインドウズへ。
またもやMacBookなるものを買って
おたおたするはめにおちいるのだがあれは
たしかほんの6年くらい前だったと思う。
6年か。長いのか短いのか。

アメリカにくるまえに受けたトッフルの試験が
ウインドウズでキーで今度はその操作も画面の特徴も
なかなか思い出せなくてあたふたしたのが5年前。
慣れとはそういうものなのか。

いまはアメリカに来てから買ったMac Proに
i-Pad,i-phoneを駆使しながら
手帳も知識もゲームも音楽ソフトもみな
このなかにあり情報はすべてがリンクし合い、
つながっている。

しかしいまだに変わらないことがある。ほんとにだいじなこと。
なくしちゃいけないもの、それを別に
手書きでメモに残す癖だ。
これだけは今も変わらない。
もういまや手書きと同じくらいにパソコンも
血となり肉となっているけれど
ほんとにだいじなこと、それはいまもBの鉛筆で
書いた手書きメモたちなのだ。
せっかくだからとメモはノリではっつけたり
セロテープで止めたりして無茶苦茶アナログに
徹しまくって所管してある。

このまえ友達が電話に向かってコマンドしているのを
見ていて驚愕したが、数年後は、更に進化して
いろんなものがつながりあい共有しあうのだろうと
思う。

窓の近くに置いた鉢植えにやるための水。ペットボトルに
入れてあるのだが空気圧の関係でへしゃげた形。そんないびつな水のボトル
をながめながらどこか
ほっとする自分がここにいる。

不思議。


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こんな譜面も相変わらず。

ロングワインデイングロード。 [発育途上症候群]

9月。アメリカの学校だとここからが一年の
はじまりなので、あちこちで「おかえりなさい、
学校へセール!」みたいなのをやっている。
僕が使ってる学校の手帳も授業のお休み中の
6月7月8月がずいぶん簡略化
されていたので最後のほうが書き込みすぎで
ぐちゃぐちゃ、新しい手帳に記入を始め、
ようやく、ああ、また一年が始まったんだな
という心の落ち着きが戻ってきた。
手帳一つでも、気分は変わる。

光陰矢の如し。あと今年も4ヶ月。でも
まだ4ヶ月ともいえる。ものは考え用で、この4ヶ月の
間にまたどれだけ練習してライブの経験を積める
のかと考えただけでもわくわくする。
きのう誰かと「もう秋だねえ」って会話をしてる
途中に「今年は冬が長いんじゃないですかね」
って話になった。「いやだなあ」なんて口で言いつつ
結構内心はそういう冬も楽しみだったりする。
人間とは不思議なものだ。
時間も実は自分で伸ばしたり縮めたりしながら
楽しめるものなのだ。

昨夜はケミストリーが起こった。
トミジャズ。2セッツ。7月の終わりに6人の
ミュージシャンとセッションするジャズフェスを
開催するという責任を自分から背負い、それが無事に成功
したあとに「燃え尽き症候群」になった。
他にも理由はある。快適になりたいキーを増やしたり、
スケールのバリエーションを増やしたりしてる最中に、
あるセッションでこてんぱんにバッドビヘイバーの
トランペット吹きにやりこめられたりして
少し心が疲弊していた。
そんなあとのギグだったし、リハも全くあえてゼロ。
始まる時間ぎりぎりにベースのステイーブミルハウスと会って、
少しだけ打ち合わせしてそのままファーストを始めた。
セカンドにはトロンボーンのジョーベーテイーが加わった。

お客さんの力も大きいし、お店のホスピタリテイにずいぶん
後押しもされた。でもなんだろうあの流れるような
きめの細かいグルーブとスイングの中に巻き込まれた感覚は。
ステイーブも自分のソロじゃ歌いながら弾いてたし
終わったと興奮して抱きついて来た。
ジョーもモーニング息子のときとはまた違う表情で
クロマテイックな音符の中を上へ下へ
斜めへと浮遊していた。

一夜明けて僕の耳がまっさきに聞きたがったの
はチャーリーパーカーのビバップだった。
いつもそこに戻ってなにかを探してひたすら追いかける。
はやる気持ちをまたそんな時間がそっと引き戻して
僕に教えてくれた。

4年前に一緒に学校に入学した同級生で学校に
残っているのは僕ともうひとりだけだ。
あのとき一緒だった40人はもうそれぞれの国
に帰ったり、音楽を傍らに置きつつも、
別の仕事をしている。
あのとき末席でなーーにも出来なかった僕がこうして
不器用ながらにもてくてく毎日をジャズしている。
4年前には考えられなかったくらい快適にジャズ
ができる自分の環境に手を合わせながら、ここからの
道が長いのだと言い聞かせつつ、ピアノの前に
座る。NY、9月7日。雨はしとしと、当分は
やみそうにない。
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リビングからみた音楽室。この先が音符の渦。

爪の垢煎じーの。 [発育途上症候群]

ある有能なシンガーソングライターのかたの詩のお手伝いを
させて頂くことになり、このたび1曲詩を書き上げる。
すでに無駄のない雄弁なメロデイとそれに物語を
加えた腹筋の割れのいいいシェイプアップされたアレンジ。
それに加えて、僕の役割とはその世界の上に更に詩を
乗っけていくということ。しかし僕にいったい何ができるという
のだ。いつも書く段になって安直に引き受けたことを後悔する。
世の中の歌がぜんぶラララだったらいいのに。そうしたらこんな
悩みなどぜんぶなくなってみんなもぼくもしあわせなのに。
そんなことを思いながらの悶絶を重ねてついさっき、詩は
ぽろっと最後のトンネルのレンガが抜け落ちるように、仕上がった。
何度かの締め切りとリライトを重ね、プロデユーサー
とのスカイプを経て、ほぼあと数時間中に日本のスタジオにて
メロデイと声への着地点を迎えようとして
いる。詩を書かせてもらった身としては
虚脱感とあとはもう祈るばかりの気持ちだ。

「神様のいたずら」という曲が10月から
アニメ「たまゆら」のエンデイングで流れる。
これは作詞作曲である。詩とメロデイをつなぐ
作業である。映画で言えば自分の役目は監督である。
しかし「作詞」となるとそうはいかない。基本的に
シンガーソングライターの僕では太刀打ちできない
なにか壮大な仕掛けの中に飲み込まれつつもその中の
自分の役割を果たさねばならない。千家和也さんや阿久悠さん
サトウハチローさんやなかにし礼さん、僕は詩を書くときに
いつもそんなさまざまな逆立ちしてもかなわないような
大先輩のひとりひとりに直接教えを
乞いたいと願い、そのかたたちの名作を聴きまくる。
そこには言葉の魔法や矜持が行間の香りとともに
沸き上がりヒントをくれる。自分が一編の詩に悶絶してることも
忘れ、ちっぽけな自分の身の丈も忘れ、
言葉の力にうならされ虜にさせられ
ただ夢中になる。一編の詩を書かせてもらうことで
僕はいつも自分と向かい合うことを教えて
もらっているような気さえする。
ジャズピアノに全精力をかけている今の日々に更に
「日本語の詩」を書くという稀有な学びの機会を
与えてもらったことに感謝しながら、
できあがった詩を何度も何度も読み返した。

いざ無事に発売されることになればまたここで
お知らせしますね。明日の朝からはふたたびピアノ
の生活に戻ります。あさってはイーストビレッジの
教会でビッグバンド『モーニング息子」のライブ
です。9/6の僕の誕生日にはありがたいことに
またトミジャズでギグをやらせて頂けることに。
ライブはありがたいのですがあまり沢山を同時に
できるタイプではないのでゆっくり一歩一歩
やっていこうと思っています。

さてそんなことがあった今夜の家飯はコロッケ
です。人生初のチャレンジ。こちらも詩同様、
ネットでいろいろ教えを乞いながら進みます。
また、FB等で報告しますね。
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いまも音楽を叫び続けます! [発育途上症候群]

6 seeds 終わりました。日本からのパワーありがとうございました。
そしてアメリカの各地からも。充分感じながら演奏しました。

やはり6日間となると「持続という意味での責任」があるのでずっと
静かな緊張感がありました。そしてひとつひとつ
終了するごとに、その分得難い手応えがありました。
では個々に振り返ってみましょう。

1st seed:ダリル(DS)とは何回か演奏したこと
あって、黒人特有のリズムがストレッチする
ところをどれだけどのリズムの点に合わせるのかって
のが僕の中での課題だったんです。が、彼が絵を描くようにソロを演奏する
ときに僕は彼のそばでいいかんじで並走できたように思います。ベースの
ステイーブも素晴らしくエモーショナルな絵を描くので、僕は
この日ふたりの描く絵を目の当たりにして感動しつつも、
冷静に崩れない三角形の底辺をじっくり担当できたと思います。そして
3つの個性がスリリングな波を作り出したと思います。
2nd seed:モーニング息子たち。この日のために徹夜で
スモール版に全曲アレンジを書き下ろしたコンダクター、
ダニエル。柱の陰から目立たぬようじっと耳を澄まして
聴いていたダニエル。彼なしにこの夜の息子は
あり得なかったです。巻物のように長い譜面を少しづつめくりながら、
僕は速読の虫でした。アンコールもあり、会場は興奮の
るつぼでした。
3rd seed: モルガンちょっと緊張しちゃったかな。
プロとしてのプレゼンテーションができなかったかな。
詩の仲間が沢山見に来てくれました。もちろん、モルガン
のフランスのお友達もたくさん。
4th seed:アナルイーズ、化けました(ちょっとえげつない
言い方?ほんとです。)スエーデンのフォークソング、
僕が睨んだ通り、彼女のプロ意識は半端じゃなかった。
心がストレートに伝わってきて演奏しながら涙がこぼれ
そうでした。これから曲を作らせてもらいたいです、彼女に!
5th seed:ブリアナ。天才歌手。途中友達のサックスの
飛び入りがあったり、
一瞬一瞬が緊張の連続でした。黒人が作り出したジャズ。
それを目の前で広げてみせられた気分でも、僕は
僕のやり方でそれが大好きなことをショーアップ
しながらふと、僕はこれをやりにアメリカに来たのだ
と熱い思いがよぎりました。彼女とも今後一緒にやります。
ものすごい心の糧になった一夜でした。
6th seed:ヤシーン(サックス)最後の夜、3セットもあった
にもかかわらず、繊細かつ尽きないアイデア。
素晴らしい演奏でした。3セット目からは
友達たちも乱入して、最後を飾るに相応しいセッションが
夜遅くまで続きました。

そして朝までアフターパーテイー。トミジャズを後にした
のは朝の8時過ぎ。そのままぴをジムに預けて、
ラガーデイア空港へ。テキサスの友達のばあちゃんちでの3夜。
芝刈りしたり走ったりごはんつくったりよばれたり。
蚊にいっぱい刺されながらもバックヤードでの尽きない話。
三日月、牧草、納屋、耕耘機、ピーカンパイ、野鳥達、
梨苅り、、、、、、、、
そしてきのうの夕方NYに戻りぴをピックアップして
、今日は一日またNYタイムに慣れる一日に。
明日からはなんと日本の素晴らしいアーテイスト
とのかたの詩のクリエイションに入ります。まず
第一歩はスカイプでのグループ打ち合わせ。

PS そういえば今朝郵便局からエピックから美里の
新しいアルバムが届いてたのをピックアップ完了。
彼女も前を向いて挑んでいるね。僕も3曲書いて
ます。アルバム売れるようにアメリカから声援送ってるぜ!!

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the streeo [発育途上症候群]

このまえのストリートギグはおもしろかった。
ワシントンスクエアパークです。
雷雨が来るその時間をねらってスタートさせた
かのようなに始めたとたんの大雨、凱旋門の下
への避難。下水はあふれかえるし、楽器は濡れるし、
一時はどうなることかと思いました。
しかし、すぐに雨も通過。暮れ始めた空の下
われわれthe streeo三人組はまた演奏を開始
しました。短い時間の演奏でしたが、雨あがり
の空気の中に染み入るように音が入っていく
のがわかりました。
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そうと決めたらやるしかないじゃないすかね。 [発育途上症候群]

きのうポエトリーリーデイングでした。
オープンマイクで新しくつくった3編の詩を
朗読させてもらいました。読む順番リストに
名前を書くときに最後のほうに書いたのですが
みんなちゃんとそのころまで残ってくれて
いて、僕の朗読は拍手喝采の大盛り上がりで
幕を閉じました。
この日は不思議とセックスに関するモチーフ
の詩がいくつかあって僕の番あたりになんとなく
空気がそっち方向にできあがっていて、たまたま
僕の持参した詩にユーモラスなセックスの表現
がいくつかあったので、これは間をとってそういう
場面になると徐々に空気をつくっていこうとしたら
それが絵に描いたようにうまくいって
の大受けとあいなりました。
会は基本的に自称詩人から本を何冊も出している
詩人までさまざまな年齢の人たちが集います。
年齢層は高いです。昨夜は僕が一番若かった。
苦虫をかみつぶしたような表情で聞く詩も
ありますが僕のような簡単な英語で
おもしろおかしく
読むものも排他されないオープンマインドな
会です。そしてエンデイングで突然主催者のかた
から
「今日会場を沸かしてくれたsenriに
6月のフィーチャリングポエトになってもらおうと
思うんだけど、詩人のみなさん、
このアイデアどうかしら?」そして僕のほうに向かって
「senri,も引き受けてくれる?」
と突然ふられた。えええ。驚いたと同時に責任重大だと
思っていたら、気がつくと自分の
親指を2本高らかに挙げていたわたくし。
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そうと決めたらまたやるしかないじゃないすかね。

サルサパスタ オレ! [発育途上症候群]

朝もはよからパスタ茹でています。トマトの
スープパスタが食べたい、そう思っても
便利に24時間手に入りませんから
朝7時すぎに店で買えたのはトマトスープのカンのみ。
一応スパムも買いましたが(笑)
カンを開けて味見するとあの
アメリカ特有の甘いトマトスープです。これでどうやって
こくのある酸っぱいトマト
ソースを作れというんだ。でもモノは考えよう。
ダイナーメニューにある
あのパスタにしよう。甘いトマトソースの。
少しだけちぎったスパムとサルサを入れて。
出来上がりに乞うご期待!
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あたちはいつでも準備オッケイでごあす

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