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サンフランシスコの夜は更けて。 [発育途上症候群]

2015 年ベスト10 今年はいろいろあったので
早め早めに振り返って総括します。あくまで順位
は暫定なので、このベスト10が僕の印象に残った
2015だったということで。どれも甲乙つけがたし
です。ありがたいことです。ではさっそく行ってみよ。

第10位
San Francisco公演。
@YugenTheater
http://www.theatreofyugen.org

日本ツアーから戻り、UpstateのShooting撮影を終えて、
ばたばたでPacking を完了させてぴちゃんとWestCoast
へ渡りました。Miki Orihara"Resonance"公演。そして
"SenriOeSoloAlone" ビーガンの素晴らしい心のこもった
Amusementを作っていただきサンフランで演奏できたこと
感動と感謝の気持ちでいっぱいでした。今週このとき
舞台監督をしてくれたAllieと次回公演の打ち合わせをNY
で行います。こうやって一生懸命やったことが次にまた
繋がっていくというのがうれしいです。大事に丁寧に
打ち合わせたいと思います。そのときはYoshiもやりたい。
夢は大きく。では一気に写真で行ってみよ。
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10月便り。 [発育途上症候群]

まずは今週木曜のチャリテイです。Classicの演奏家の方々と
ともにリンセンターの真向かいのEthical Cultureで8時
開演です。僕の出番はトリなので9時を過ぎていると思わ
れます。無料なのでNYにいらっしゃるかたは是非是非。
AfricaのChildrenのMedication
のためのチャリテイです。

http://don411.com/gala-fundraiser-with-musicians-to-benefit-the-ida-lee-project-bringing-medical-intervention-to-women-in-the-d-r-congo/#.ViC9tDHZGeN.facebook

来週の木曜日(29日)はJim Robertson(bass)とのデユオ
コンサート@トミジャズです。9時と10時半。11月はIn the Box
のために一ヶ月トミジャズありませんのでこの日は貴重ライブです。
ぜひいらしてください。おまちしています。心参加もよろしく。
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そしてその、、、
11月20、21、22日"In the Box" @Martha Grahamは
にわかに準備が急ピッチになってきました。現場であるマーサ
グラハムの建物にスタッフが足しげく通い細かい打ち合わせが進行中。
僕も通っています。出演者も全員が同じ感覚を共有しながら
「誕生」のときを迎えようとしている「音と光」の実験工房、
In the Box.
今回の振り付けと主演であるMiki Oriharaはただいまイタリアの
パレモアなので僕が代わりにビデオなんぞをつくりましたので
こちらでお楽しみください。

https://vimeo.com/home/myvideos

8月1日に寄せて。 [発育途上症候群]

8月に入った途端にひんやり秋を感じる。
風とすれ違ったときにわずか0.3秒くらい、
秋が頬をさっと指で撫でていく。

NYにいて一番過ごしづらく難儀な月は7月かな?
特にACを2台持っているのに設置していない僕のような人は
扇風機だけが生きる綱になる。7月のまじで暑いときは
仕事の能率はほぼゼロに近くなるし、汗をかく量は
半端じゃないくらいになる。それだけでもう悶絶。
そんな猛暑の7月のまだ余韻は残りつつも、
ささやかだけれど
確かな秋の気配を感じて、なんだか
嬉しいやら名残惜しいやらの筆者です。

今日は1日家に居ることができたので、色々細かい事、
普段やろうと思っててやれてないことをしました。
例えば僕はスケジュール帳を手書きで作るのですけれど、
新しい月を来年の1月まで鉛筆で描き終えました。
なにげなく過ぎていく毎日もこうやって月ごとに
まとめると、ぼんやりその月の個性が浮かび上がってくるから
あらあら不思議不思議。

8月27日のトミジャズは「Love August(大好き8月)」
ぴちゃんの誕生月なのでこんなタイトルにしました。
そして絵柄はちょっと毛筆っぽく筆で描きました。
この秋は絵も久しぶりに描きたいなあ。そんな思いを
喚起させられました。なんか面白いもの作りたいなあ。

8月はずっと関わって作ってた曲をいよいよ
ミックダウンします、NYで。楽しみ。
それが終わるとすぐに「9番目の音を探して」の
講演会。時間を見つけて、気持ちがす〜っと自由になれたときを
狙って、自分のソロピアノ用の曲も書き溜めていきたいです。
9月になるとすでにレコーデイングが終わっている
シーラジョーダンやらベッカステイーブンス、テオブラックマン
などのシンガーの方たちが歌ってくれた作品のリリースが待ってい
ます。リリース日を確定しなければ。

この夏から池袋西武百貨店の屋上のガーデンでかかるジャズを僕が
Produceしているのですけれど、そろそろ秋、冬バージョンに
選曲がシフトチェンジしていきます。冬はクリスマスのために
ジャズの新曲を書き下ろして組み込みますので乞うご期待です。

明日はPNDの集会です。みんなで集まって暑気払い。
サンフランからも駆けつける人もいて、どうなることやら。

みなさん、8月が素晴らしい時間になりますように。
もっともっと千森書いていこうと思ってますんで
よろしくおねがいします。

Senri

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2014備忘Rock you~! [発育途上症候群]

2014の備忘Rock you~!!

1)ニューオーリンズでトリオ(Ben E Kingさんと)
2)ハワイでチャリテイーコンサート(八神純子さんと)
3)Miki Oriharaさん(マーサグラハムプリンシパル)の
  ラママ劇場での公演に出演
4)Jon Hendricks氏のバンドのオーデイションに合格
5)Senri Oe Song Bookの制作に突入
6)自身3枚目になるTrioでのアルバム「Collective Scribble」
  のレコーデイング完了。来年2/14に世界発売
7)ロス&サンフラン&ペンシルベニアへの旅
8)演歌コンサート(神野美伽さん)
9)煙草をやめ、体重も食生活改善で13キロ減
10)Japan dayや育英学園などでの演奏

こうやって書き連ねるとどれも、つい最近の出来事の
ようで、一年って改めて早いんだなあと実感。
まだ少しありますが、ここのところ先生の手も
借りたい忙しさに突入していて、書ける時に
少しずつ書いておこうかな、と思いまして。

みなさんはどんな一年でしたか?
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もうすぐクリスマスですね!

9月の舟に乗って。 [発育途上症候群]

*ところどころ文章が勝手に飛んでしまいます。修正不可能なので
もしよければこちらのほうで全体を読んでみて下さい。
一応ここに原文も残しております。まぎらわしくてすみません。
http://senrio.exblog.jp/22350748/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8月が気がつくといつのまにか終わりNYは9月1日。
なぜか夏がこのごに及んで「まだまだやで〜!」と
盛り返し?かなりの湿気と気温が鬱陶しいような
嬉しいような。泣いても笑っても最後の2014夏です!

8月終わりの僕の2本立て、「ありがとう@富ジャズ」
「Mischievous Mice Jazz at Kitano」なんとか
無事に終える事ができました。うっすら先が見えて
きた、かな?まだ掴めませんが時間をかけて進み
たいと思います。応援ありがとうございます。


そして8月最後の日はMiki Oriharaさんがラママで
やったリサイタルを中心に、彼女のドキュメンタリーが完成
したので、そのScreening(試写会?)を兼ねた
デイスカッションに参加しました。主催者である
ピアニストのピンが自分の住まいであるアパートと料理を提供して
カメラマン、ミュージシャン、ダンサー、評論家など
30人くらい集まりました。僕は前の日の疲れもあって
昼間ぼーとしててジムに行こうと鍵を家の中に忘れたまま外に出てしまい、
気づいた時すでに遅し。昼間の日曜なのでビルには誰もいない。
携帯も家の中。大家とも管理人とも連絡つかず。
炎天下の中、自宅のビルからロックアウトされるという非常事態。

しかしたまたまうちの大家の
電話番号を知っている人に遭遇、大家はボストンにいたので、
大家からまた別の近所の人に電話して、最終的に鍵を持っている人
に辿り着き、開けてもらえたのです。

あまり昼間の暑さの中で長く
立ちすくんだいたためぐったりしてしまい昼寝しました。
気がつくと、ピンのサロンは既に
始まっていたのでした。僕はちょうど映像を参加者が
観終わったころに到着。

さっそく討論が始まりました。僕には
ラママでのパフォーマンスを観た人から
「即興演奏と決められた音符を弾く演奏との
境目はなにか?」
「コンテンポラリーの意味とは?」
「ジャズやクラシックやポップを
最終的にあなたはどう融合させるのか?」
など静かで淡々と白熱トークが続きました。
サロンっていうのは面白い集まりですね。
ピンの家にはグランドピアノが2台あったので
そのあとは自然の流れで演奏会になりました。

そのあとドキュメンタリーを撮影
編集したアントニオと僕が2人で、
高めの背もたれのある長いソファの背を
使って両方側からエスカレーターで
上がってくる人と下がってくる人が
すれ違うという出し物をやりました。
(体の千をまっすぐにソファの背の真ん中あたりで同じ高さの位置に
来るというのがコツ)
そしてみんなからは見えない背の後ろで足と下半身をうまく使って体を
エスカレーターに乗って移動している風に見せるという宴会芸で)。
参加者がビデオに撮っていたので今度機会があったらVemoにでも
アップされるでしょう。大爆笑です。
ちなみにMIki Orihara with Senriは9/11にここで
パフォームします。
http://www.kaufmanmusiccenter.org/mch/event/7th-annual-circle-wind-concert

さて話は変わって
、9月7日、「Toukyo Boogie Uggie@Domaine Wine Bar」
Misa Ogasawara with Senri 久しぶりの ロングアイランドシテイの
ワインバーでの演奏会です。もう店からピアノがなくなって
経営が変わって出来なくなると思っていたので再びの演奏会ににっこり!
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新しい「13th note~6つの種から始まった〜」は
mb_13th_6_test_c’_0811.jpg
絶賛発売中。こちらから。↓
http://minutesbook.jp/

尚、今月の富ジャズは25日になります。またテーマが
決まったらお知らせします。

今月もよろしくおねがいします。良い月にしましょう。

発展途上ですもの(育英学園レポ) [発育途上症候群]

今朝、ニュージャージーにある「ny育英学園」へ伺って
演奏してきました。日本で言う幼稚園児の年齢から小学6年生くらい
までの子供達が100人ほど集まってくれてその前でやりました。
最初先生達も緊張の面持ち。おかげさまブラザーズで大盛況。
武道館コンサートやり終えたくらいの充実感と
汗をかきましたです。

演奏時間は午前10時半から50分と学校側から聞いていたので、
マンハッタンから175丁目の
ジョージワシントンブリッジを渡ったところにあるNJ側のMac(ハンバーガー
のほう)に朝9時に集合にしました。そこまで学園から車で迎えに来て
もらう予定だったのです。しかし、この性格でしょ。
「朝のラッシュアワー心配だし、渋滞がこわい」と、
すでに8時にはNJのMac入り。朝メニュー4番
のバーガー(普通の肉とチーズの)と
あったかコーヒーでゆっくりひとり店内時間過ごしてました。
そして無事に迎えの方と会う事が出来て学校へレッツらゴー。
9時過ぎから10時までマイクの調整や音合わせ。
リハやってる最中もそれが気になる子供たちが(夏休みなので
家からわざわざ登校するわけですね)ドアの隙間から
覗いてます。それに手を振ったりしながらリハはスムースイン。

実は今回の話、
僕のニュースクール時代の友人のみっちゃんからもらった
話なんですね。みっちゃんはジャズバイオリニスト。
育英で日曜日にバイオリンを教えていて、
その関係で「千里さんに来てもらおう!」という話になったみたい。
ありがたい!
彼女はニュースクール卒業後はジュニアマンス(ブルース
の王様、ジャズピアニスト、アメリカの至宝!!)の世界ツアーへ
同行したりとか、忙しい活躍ぶりは人づてに聞いてはいた
けれど、ここで音楽を子供達に教えていたとはびっくり。
素晴らしい。

今日の演奏、そんなわけで
みっちゃんにも参加してもらいます。

セットメニュー。
1)365歩のマーチ
2)隅田川
3)togetherness(このまえの富ジャズ用に作った新曲)みっちゃんと
4)You & Me(別のプロジェクト用の新曲なんですけれども)みっちゃんと
5)ビリーズバウンス みっちゃんと
6)秋唄
7)さんぽ(再びみっちゃんと)
8)かえるの合唱(みっちゃんと)
9)蜜柑色の砂漠(これはここ数ヶ月のライブの定番。盛り上がる新曲)
(アンコール用に)
10)ピース(NHKの放送でもハワイでもラストにやった大切な曲 新曲)

これでだいたい50分かなと思っていたら
実際にやったメニューはこんなんです〜。

1)365歩のマーチ
2)隅田川(短縮バージョン)
3)togetherness
4)You & Me
5)どんぐりころころ(なんでやねん!)
6)さんぽ
7)かえるの合唱
8)蜜柑色の砂漠
9)幸せなら手をたたこう

微妙に違うのわかりますか〜?

まず「365歩」は「こりゃ、歌の意味を最初に伝えないと
ここにいる全員の心を掴めないな」と思い、一日一歩諦めずに進めば
一歩ずつでも前へ行く詩の話を弾きながらやって、みんなで気持ちを
ひとつにしてから、徐々に歌う方向へと誘導したら最後はみんなで
大合唱の「1、2、1234、、、、、」へと。ほっ。

2曲目の「隅田川」はジャズ的なハーモニーや
ボサノバのリズムがココチよい、リアレンジな曲だったりしたんですが、
案の定、目の前の幼稚園生の「あ〜あ」な欠伸タイム。只、彼らのペースだけに
合わせてちゃ、本当に音楽を聴きたい子たちを裏切ることになるので、
堪えに堪えて、(←ここがつらい)
少しだけ尺を短縮しつつも、完全ジャズ大人演奏終了。ふ〜。


3)togetherness(このまえの富ジャズ用に作った曲)
4)You & Me(別のプロジェクト用の曲なんですけれども)
5)ビリーズバウンス

この3つはみっちゃんとのコラボ。でも5は当然のごとく、抜く。
チャーリーパーカー兄貴、すまそん。空気ってものがありました。
「togetherness」って曲は歌詞も日本語でついてる曲なので、
「これはね、たとえばね、こんな歌詞があるんだよ」って。
「ふたりだけの togetherness  離れていたって 目をつむれば
いつも一緒〜」ってのをまず歌って内容を伝える。それをみっちゃんとふたりで
楽器でやるからねって。これでみんな一気に曲の中身に入り込んでくれる。
「you and me」は「言葉だと伝わらない時も音楽だと伝わる。それを
みっちゃんとぼく、ぼくとみっちゃん。そしてみんなとぼくたち、ぼくたちと
みんなで、you and me and me and you!!」みたいな〜気持ちで音符を重ねるよ。
これも、大拍手のうちに。ほっ。

チャーリーパーカーの「ビリーズバウンス』の代わりに急遽、
「どんぐりころころ」を。みんなは1曲目の洗礼で「今日は歌う日なんだ」
って認知してくれているので、さっっそくこの曲を一緒に1コーラス歌う。
ひとつになったところで僕のソロパート。ピアノがどんなに楽しいかをわかって
もらうコーナーの始まり。
「坂の上から一個のどんぐりが、ほら、ころころ、ころ、ころ
、ころころころ、途中でつっかかって、ころ、あれ?、また、ころころ」
みたいなかんじ?どんぐりがいろんなパターンで坂道や平原を転がる様を
ピアノで表現。これを聴く子供達の眼差しは真剣そのもの。ふふ。愛い奴じゃ。
ジャズの音階とかを知っている人が聞くとむっちゃ色んなのが入ってるねんけれど、
子供はそんなのいっさいがっさい関係なーし。楽しけりゃよーし。潔し。
これも無事にうまくいって、汗でスーツはぼっとぼと。

そのあとはもうみなさんもご存知千里スタイルで
一気に後半たたみかけ「さんぽ」「かえる」へと。
みんなでうたいカタルシス大燃焼。\そのまま\
僕の新しい曲「蜜柑色の砂漠」へ。この曲はマイナーなブルース。
ジャズブルース。でも
ロックな人も、R&Bな人も、子供も大人も、男も女も
みんなで楽しめる曲。一回聞くと歌える曲。
ただ、一点。キーはメジャーではなくて悲しいマイナーキーなの。
そこがミソ。

みっちゃんと僕がそれぞれソロを終えて大団円になると、
「さっき歌った「かえる」って
メジャーキーだったじゃない?これを「蜜柑色」の
マイナーキーに載せて歌ったらどうなるのかな〜みたいな!むっちゃ
悲しいっちゅうねん。涙ちょちょぎれるっちゅね〜ン!
じゃあ、おどろおどろでいっちゃうよ〜〜〜〜〜!!!」みたいな?

むっちゃ受けてました(笑)


僕は大声で歌うキッズたちの歌を受け「悲しすぎてとほほほほほ」
とか「かえるの身になれっちゅうねん」とかのジェスチャー大会。
勿論ピアノ伴奏してまんねん。だからほぼ千手観音ジャグラー状態(笑)
終えたら会場は割れんばかりの
大拍手に。ほんま嬉しかった〜!

「みんな、もうこのまま
アンコールもらったつもりであと1曲やるよ、知ってるかな?
「幸せなら手を叩こう。幸せなら足ならそう」って曲??叩いてよ!
鳴らしてよ〜!」
いや〜、先生も学園長も子供たちもみんな大声で歌って歌って歌いまくって楽しかった〜!
おそらく50分より若干少ない時間だったのだけれど、酸欠だったので、
「みんなありがと〜〜〜〜!」
と堀内の兄貴的展開にして強制終了!
両手を広げてみっちゃんやら先生やらを紹介しつつ、内心「ほっ」
拍手拍手の大喝采を頂きました。涙でそうでした。
大勢の子供達と写真撮影して花束贈呈やって頂いて全部終了!

少し自閉症っぽい子とそのあと廊下で話す機会を得たので、
(そのこはすばらしい絵を描く子なのです)
「僕もきみくらいのときに絵の道に行くか音楽の道に行くか
悩んだんだよ。でもどちらかに必ず行くと信じて他の道には
行かなかったの。そして音楽の道に
進んだんだよ。そして今もその道をこうやってやってる。
だからきみもいろいろあっても、自分を信じて自分が
幸せだと思う生き方をしてね」って話しました。
伝わってればいいなあ。

心の深いところに釣り糸を垂れることができた
これらの時間に、心から感謝します。ありがとう!

以上実況中継風にお伝えしましたが、
全てを終えてジョージワシントンブリーッジを渡る時に
時計を見たらまだ12時やったっちゅうねん。
早起きして濃い時間を子供達と過ごせたこと、夢のようでした。

長い長いレポを読んで頂いたみなさんにも大感謝。ありがと
サンガリア。

fin


発展途上マイセルフ! [発育途上症候群]

ファンの方にあたたかなコメントを頂いて「あ、そうだ」と
気がついたのですが、本日僕のデビュー日です(照)

今年前半、目の前のことに全力で取り組んでいる内にこの日に
相成りました。毎日課題があり、夢中で音楽三昧の日々、
僕はとてもそういう意味じゃラッキーな男だなと思います。
でもここ数ヶ月ちょっと
overflow気味、アウトプットの機会が多かったので、これから
6月、7月までは、インプットの時期にします。
ライブや書く仕事は
幾つかあるにはあるのですが、新規のスケジュールを入れずに、
焦らずに、自分を信じて、一歩一歩やります。
レコーデイングはポジテイブに延期です。そして名作をつくる。

ここ数日、朝ぴーすと散歩して、そのあとひとりでジョギングして、
ハノンを弾いて、ジャズのイクササイズをこなして、自炊して、
洗濯して、自分の基本の生活に戻りました。
ハワイでなぜか思い立ち禁煙し、食事もグルテンフリーに、
ブラウンライス主体の食事に、しました。
すべてオーガニックというわけにはいかないですが、
なるだけ試みています。 そういう変化も楽しんでます。
やっぱりやりたいことがありますから少しでも長く
生きれるように。

今日走ってる最中にふと「アメリカへ来て7年目だな」
と思い「学生生活の4年半」よりも濃かった
「卒業後のリアル2年半」を噛みしめて、決意を新たに
しました。常に基本に戻る。
「果てしない遠く」へではなく、
「ここにある大事なもの」へ。1cmより1mm。
ゆっくり。じっくり。ひとつずつ。

今朝ジョッグ中に1ブロック閉鎖されてるところを通ってて、
実はそれが人が殺された現場だったんです。まだ若い子だと思う。
その場はとても重苦しい雰囲気でした。泣いていたし、祈っていたし。
なにかの抗争なのか、まだ
わからないのですがその近く
にあるプロジェクト(低所得者用アパート)の前には
沢山のパトカーと警官が出動していました。
普段はいっぱいたむろしているBボーイたちもなんだか神妙な。
たまたま僕は巻き込まれずに今日もまたこうして生きれていますけれど、
今日一日自分の人生を生きる事が出来る、って改めてすごいことなんだと
静かに噛みしめながらその場をあとにしたのであります。

アポロというALBUMの写真を撮ってくれたヒロ伊藤氏が脳溢血で
先週亡くなりました。ここ数日実はこのことで相当落ち込んでいたのですが、
そうもいってられない、それじゃヒロさんが悲しむだけだと、
やっと走っていてこの現場の雰囲気を見ていて思えるようになりました。
悩んだり、せつなくなったりできるってとっても幸せな事。いまはそんな暇もないくらい
やらなければいけないことが目の前にある。

なんだか最近は自分の人生のゴールが見えて来たようで
色々な事を具体的に考えます。自分のためだけではなく、誰かのために、
少しは役に立てるような、少しは恩返しが出来るような
そんな人生を過ごしたいなと思います。

とてもいい季節です。みなさん今年しかないこの一瞬を
どうぞ楽しくお過ごし下さい!では股。

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5月の風に誘われて。 [発育途上症候群]

JAPAN DAY、前日の雨が嘘のように晴れました、セントラルパーク。
午前中にマラソンを走り終えた爽快な顔のニューヨーカーたちと
すれ違います。僕は朝10時前に楽屋入り。合同取材や公式のコメント
撮りなどを行う為です。まずは地元NYの新聞などの取材を和やかに。
次は公式のコメント撮影を場所を変えて。
今年「恋するフォーチュンクッキー」をみんなで踊るという企画があるので、
僕も「大きな[ハート]?を両手で描く」というのをやりました。
ちょっと最初[ハート]?が大きすぎたみたいで「あの、もうすこしフレームの
中におさまるくらいの大きさのものでもういちど」とデイレクターのエリザベスさんに
ダメ出しをされ、今度は無事にフレームの中におさまり無事に[ハート]?描きは終了。

ステージの周りでは
ヨーヨーや餃子、いろんな屋台がぎゅっと集まっています。
多くの家族連れなどで大盛り上がり。ゆっくり見たいのですが、
即、お弁当を頂いてからはステージへ。

司会はNY1やCNNで活躍のサンドラエンドウさん。
彼女が話を繋いでくれているうちに楽器をセッテイングしてもらい、
モニターの単音チェックを終えたらすぐに演奏開始。

「365歩のマーチ」「隅田川」「ビリーズバウンス」
「Peace」を演奏しました。

風が気持ちよく、会場にいて演奏を聴いてくださっているみなさんの
顔を見ているとこっちまで心地よくて、野外の演奏を心行くまで
堪能しました。途中、僕の譜面が風に飛ばされて宙を舞うのを、サンドラや
楽器を手伝ってくださったヒロ飯田さんが慌ててかき集めてくださり
事なきを得たり、アクシデントもまた楽しなJapan Dayでした。
みなさん、ありがとうございました。

そのままラママへ移動し、MIKI ORIHARA~RESONANCE~最終公演の
マチネに備えました。毎日が違う表情の公演で緊張感がありましたが、
いい結果が出せたように思います。最終日のカーテンコールでおもわず
感極まったMIKIさんに僕も少しもらい泣きです。

毎日公演が終わるとお客さんや評論家のかたたちに「どこまでが
即興でどこまでがモチーフがあるのか」と質問攻めに会いましたが、
「サイコロの目のようにモチーフを幾つか持ってでて
、いざその場に出ると会場の空気を読んでやる」と答えてたんですが、
最終公演に見に来てくれた友人の舞踊家YOSHIKO CHUMA氏が
「あなた、即興です、なんて軽く答えちゃダメよ。こういう場合は、
全部複雑な譜面がありますって答えなきゃ。よくわかってない人は
、あ、即興なんだって簡単に捉えちゃうでしょ」ってこっちでも
ダメだしをされました(笑)

最終公演のあとMIKIさんのお宅で打ち上げがあったのですが、
僕はJapan Dayのための早起きもあって、むちゃくちゃ
疲れてしまい自宅へ。そのままばたんきゅうでした。

今日は月曜日、また新しい週が。普段の練習日です。
みなさんもよまたいい一週間を。


レッツSpin!!! [発育途上症候群]

春の3歩進んで2歩さがる、みたいな天気の日々がもどかしいですが、
去年も、そのまた前も、そのまたずっとずっと前も、
こんなかんじだったような、と改めて思いかえしながら、
春の真ん中をてくてく今日も歩きます。

ぴは最近よく歩くようになりました。季節もあるんでしょうね。
でも行きはよいよいで、帰りは「パパ、抱っこ!」なので、
このまえなんか1時間歩いてどんどん果てない先へと向かった挙げ句の果ての、
帰りのまさかの抱っこコール。ぴのおねだりなじと目。これには
パパもさすがにめろめろ&へとへとだったっす。
でも実はそんなへとへとパパもこんな時間がうれしい瞬間なのです。
今日またこうやって新しい季節の風をぴとともに感じられる、
この一瞬だけでもう心から感謝!なのです!!
そしてまた明日も頑張れる、のです!

Hyungjin Choi のALBUMの申し込みありがとうございます。
このまえのMisa Ogasawaraのライブの会場にHyungjinが
やってきて、僕が持参したCDとカードに一枚一枚
サインやメッセージを書いていました。日本語を書くのが
とても時間がかかかるので、多少線が一本足りないとか
思ったりもしたんですが、その分一生懸命な「思い」が伝わるのではと、
僕はそのままの彼女のメッセージを封して、これから
申し込んでくださったかたがたにお送りしたいと思います。
日本も消費税の値上がりの関係で海外からの荷物がご自宅に
届くのに多少時間がかかっているという話ですが、
PNDからまた新たな音が思いとともに空を渡ります。

5月29日には八神純子さんのNYでのライブのお手伝いを
させて頂くことになりました。前から「一緒にやりましょう」
と話をしていたので、今回はその第一歩が僕のホームグラウンド
でもある富ジャズで刻めるのはとても嬉しいことです。
「パープルタウンはピアノじゃむつかしいかしら」と
おっしゃるので「いえ。こういっちゃなんですけど出来ます
けど〜。ぐいぐいぶいぶいやっちゃいますけど〜」
「ええ?じゃあ、やりましょう〜〜〜!!!」「いえい!」
どーなることか。今からまた2ヶ月弱ありますが、楽しみ。
ちょっとづつ、思いを育てていきたいと思います。

Miki Orihara"Resonance"のリハは順調です。会場になる
LAMAMAはアンデイウーホールの時代から
パフォーマンスやポエトリーリーデイング、舞踊、演劇、
パントマイムなど多方面に渡り文化的歴史のある劇場です。
僕とMikiのふたりで日系の新聞のインタビューを受けたり、
FBにイベントページを立ち上げて、情報をあげたり、
みんなで盛り上がろうと頑張っています。内容的には
振り付けのAdamと三人で細かい部分のrevise
(ブラッシュアップさせること)を何度もやったり、
僕もその都度、一旦作った部分を咀嚼してまた新しい
要素を入れて、最初から通して、、その繰り返し。
8〜11日の間やりますが、7日には若い舞踊家たちによる
チャリテイパフォーマンスデイがありますので、僕は
そこでも音楽的になにか参加できたらなと考え中です。

自分のライブは最近YacineとJimとのサックス&ベース
そしてピアノのトリオのスタイルですが、これは僕が思う
いまいちばんおもしろい形の表現スタイルなのです。
通常ごく一般的なジャズだと当然のように聞こえてくる
ドラムがそこにいない。時間を刻む楽器のいない
空間ののりしろ。そこに色んなカーブのグルーブの
線を描いていけたらなあと志だけは大きく持って
ホライズン目指して、一歩一歩6月のレコーデイング
に向けて進みます。

レコーデイングというと先日1曲ある曲をレコーデイングしました。
ソロピアノです。ある日本のポップスの曲をジャズピアノに編曲して
ピアノ一本で演奏しました。いろいろ細かいアレンジを事前に用意した
んですが、いざ本番になってみるとそれとは全く違うアイデアが突然
降りて来たりして、
やはり「ひとり」だと空間が果てなくありますんで、
面白いですね。同時に恐くもありますが。
こちらの楽曲のほうはもうじき発表できると思いますので、
もう少しだけお待ち下さい。

今週も春のうららを楽しみながらみなさん
がんばっていきまっしょい!!!



Fruit of the Jazz Spirit [発育途上症候群]

いよいよ明日です。まわりの全部に
精霊が宿り、息づいている。
一見あたりまえのような
毎日のひとつひとつに感謝して
慈しんで曲を書きました。

日本からの沢山の心参加もお待ちしています。

Here is the time to say "we are ready for
tomorrow."
God bless you and surroundings.
If it looks so tiny insects ,soaring snow flakes,
twinkling surface of river water & snapped twigs,
all things have inner spirits, living and connecting.
Feeling grateful, listening to the each own heart beat,
I wrote these tiny tunes.
Can't wait to put my fingers on it.
See you tomorrow!

Senri Oe(piano)

with
Jim Robertson(bass)
@
Tomi Jazz
9 & 10:30PM
$10 for Each cover

53rd street btw 2nd and 3rd
north side, lower level
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