Yellow Magic! [もろもろ]
黄色という色は明るく温かい光を
放ち人の目を強く引きつける色である。
千は黄色の隠れファンである。
マウスパット、レインコート、クリアリーフ、、、
昔、仏教伝来以降の経典の写経などは
その多くが白い和紙ではなく黄色で染めら
れていたものだという。
だから墨の文字の色が浮き立つんだね。
卑近な話だが、大学生のときに清水の舞台
から飛び降りて買ったTEIJINメンズショップの
黄色のチルデンセーターを未だに着ている。
全く新品のままの形と素材感、そして虫食い
などひとつもない。
黄色という色は「生命力の塊」のようにも
感じる。ちなみに
その経典の黄色の紙は防虫効果もあったと
いうからまんざら黄色が生き残る力の
ある色であるというのもうそではないだろう。
黄色の染料にはきっと「生き残りのエキス」が
多く含まれているのだろう。
そういえば友禅なんかにも黄色は多い。
ベルギーのフランドルの画家達がこぞって
使用したのも黄色の顔料である。曖昧で
ありながら冴えた光彩を放つ。なんとも
見れば見るほど不思議な魅力のある色
である。
ね ね 聞いた? [もろもろ]
右折にまつわる他愛無い話 [もろもろ]
右折する直前に一旦停止した
あと徐行しながら
こういう目つきになるときが
ある。
もちろん車の運転の話である。
左から本線を来る車をチェック
しながらゆっくりしかも迅速に
混じりたい。そういうときに
いつも運転しながら自分に
「迅速なのかゆっくりなのか
はっきりせんかい!」
と突っ込んでいる。
迅速だけでは危ないし、ゆっくり
だけだとかえって危ない場合がある。
たいがい周りが読めない人に
この「ゆっくりのみ」が多い。
停止しない「迅速」は言語道断
だが、「いつでもささっと
混じられる瞬発力を持ちながら
ゆっくりと虎視眈々と徐行する」
がニュアンスとしては近いだろう。
そして、そのときの目がこれに近い。
あれ?ちょっと待ったほうがよさそ
うだな。いや、今が混じり時だ!えい!
だからなんだって類の話ですが・・・
千
セイブしよう。そうしよう。 [もろもろ]
ためらい [もろもろ]
店の看板 [もろもろ]
千の馴染みの
店の看板のような人が
次次に店をやめていく。
この秋。立て続けに。
通いなれた色んな場所から
見慣れた顔が消えていく
のを見るのはなんとも
寂しいものだ。
なぜこうもたて続きにと
思うけれど、もしかしたら
なにか今大きな変化が
千の身に起ころうとしている
前触れなのかもしれない。
ゆっくりゆっくり
動いていく変化の音を
聞きながら
ひたすら我慢の子で
今やるべきことをやる。
千