ブラジルに行きたい! [音三昧]
来るべき発表会に向けてブラジリアンパーカッション
の練習に明け暮れる
わ
た
く
し。
このごっつ~おもたそうな太鼓を腰にさげて
どんどこどこどこ叩くんどすえ
しかも歌歌いながらどすえ 堪忍しておくれやす
でも 練習が終わったらみんな毒が抜けたような
いい顔になるんどすえ 音楽ででと~くす
how many いい顔なんちって
もちろん
みんなで
楽器を片します。
片す段になると
いきなり
しきりたがり
女将の
わ
た
く
し。
ピアノでなぞらない。 [音三昧]
ここ数日アパートのセントラルヒーテイングも
利きがきわめていい。天気もわりにおだやかで
気のせいかすれ違う人もにこやかな人が
多いような気がする。
土曜日は一週間の中でも最もすきな日。
レッスンがあるのだが、心がふわっと
軽くて、ありのまま、さらけだして
なにかを学べる日。
きっと翌日にもう1日日曜日という隠し玉
があるのと、マンハッタンから飛び出て
環境が変わった場所に行くことが
大きいような気がする。
シンガーソングライターは特に僕のように踊ったり
明るく楽しいパフォーマンスをやっていると
ふだんもステップ踏んでいるように思われがち
だが(実際踏んでることも多々あるが)
僕の人生の90%はおたく人生だと思う。
自分と向き合ってじりじり黒点のように
詩や曲の輪郭をあぶりだすのが根っから
すきなのだ。
だから今日のようにわずか32小節の曲を
リズム的にハーモニー的に何十時間も
かけてひとりで掘り下げてそれをまた気分を変えて
違った場所で演奏して淡々と録音して
自分を客観的に
聴くというのが
ものすごいためになる。
思えばライブデポでも毎回こんな自己練
をやってたなあと思うから、結局は
音を介して自分を
掘り下げるということをしにNYに
来てるんだなあと今日思った。
もちろんジャズは深い素晴らしい世界
なので、その胸板を借りながら
結局は自分にチャネリングし続けて
いるわけだ。
ある人が僕にこう言った。
「心の目でものごとを見ろ」
つまり英語だとこういう言い方だった。
「you can use your mind's eye!」
それはすなわち
「mind's Iでもある、、、と。」
ま、ここは若干万国共通なだじゃれも
入ってますが(笑)
僕はこの数日から自分で自分のピアノの
ソロを必ず歌うようにしている。
歌えるフレーズしかピアノでなぞらない。
猫の手も借りたい 「犬じゃだめですか?byぴ」 [音三昧]
きのう
唄の試験、終わった!このまえ書いたear training
最後の実技試験。先生に「locrian ♯2」「mixolydian♭6」
とかってモードを言われると
「ドレ♭ミファ♭ソ♭ラ♭シド」
「ドレミファソ♭ラ♭シド」みたいに
即座、その上り下がりを
歌いかえす試験。微妙な半音階の正確さを
試される試験だったから、
緊張しまくらだったけど
満点パパ!ひゃっほ~
おまけに
このまえの筆記hearing testも返って来た。
満点パパ!A+! まっこ~い たいな~ ひゅ~ひゅ~
午後はアレンジのファイナル「OHAYO BLUES」
を仕上げて2日遅れで提出。
ここまではまだ
なんとか快調だった。
そして。
そのあとだ。
この
事件が起こったのは。
6時から最後のプライベートレッスンで、
僕はそのために綿密な練習を「チェロキー」と
いう曲で行っていた。
さてそろそろ学校へ向かおうと6時に家を出た。
(もう完全にこの時点で悲劇が始まっている
ことを本人は気がついていない)
7時に学校へ着くともちろん先生はいない。
おかしいなと携帯をチェックすると留守番電話に
「あなたは来ない~わね。しょうがない」
という先生からのメッセージが。
え?ええ?7時からじゃなかったっけ、って違う違う。
6時だよ~~今日のレッスン。
え~~~~~なんで~~~~完全に~~~~
あああああああああああ
あああああ
あああああああああああ
僕ってば、
勘違い平行棒~~~~~~~~~~~~~~
、、、、、、
駄目jang
、、、、、、
時既に遅し。
最後のレッスンなので
がんばったのに==
しょうがない。
夜に
帰宅するなり先生にメールを書いた。
「僕の完全な勘違いです。ごめんなさい。
聞いてもらおうとやってきたことがあり、残念で
なりません。夏が終わったら秋に会いましょう。
いい夏を。」
僕がやらかしたことだから
何を言われても仕方ないが
やる気がなくて
すっぽかしたわけではないことを
伝えときたい。
いろいろあった木曜日が暮れて
明け
て「金曜日の教会」が
やってきた。ファイナル。
ショスタコビッチ、バートーク、アイヴェスの
筆記試験。このブログでも書いた
「an unansered question」でましたがな~(喜び)
ブログに書きながら自分の頭にinprintしたところもあったので
いい出来だったと思う。感謝。
さ。このあと残すところ、あと課題はふたつだ。
ひとつはリズムのクラス用のマイルスの聞き取り
譜面おこし。もうひとつはアーヴァンギャルドの
筆記試験。これが大変だ。セシルテイラー。オーネット
コールマン、ジャンケイジ、など前衛的な音の
オンパレード。
もうすでに勉強は始めているが
かなり広範囲で手強い。
そんなこんなで「教会」のあとも
頭が納豆になりながら
かき混ぜ混ぜ
走り回っているが
手元の電話をふとみたら
プライベートレッスンの先生からメールが
きていた。
「事情はわかったわ。ファイナルはみんな混乱するの。
こういうことあるものよ。それより待ってあげられなくて
ごめんね。でもすごく練習して前へ進んだと
いうこと自体がすばらしい。心からおめでとうをいいたいわ。
いい夏休みを過ごして。こちらこそ秋に会うの
楽しみにしてるからね」
じわっとうれしかった。
よ~し~またモチベーションが上がって来た
負けずにがんばるぞ。
さあ、これから友達のブルースアンサンブルの
リサイタルを聴きに行く。
猫の手も借りたい忙しさだが
今日は晴れてて夏の暑さだ。きもちいいよ。
葉っぱと風と太陽と音楽 [音三昧]
こちらはいい天気で、しかも学校がだんだん
期末に近づいているので、、、
終わった試験や、
プレゼンテーションなんかもあって、
ぽこっと時間があいたので昼間に
マンハッタンを走ってみました。
2時間くらい。
葉っぱと風と太陽とi-podの音楽と
歩き歩きのゆっくりぐだったけど
気分爽快!でした。
ジミースコットに癒される [音三昧]
ジミースコットのステージを観に行く。
心の中が熱くなる。
年を重ねてますます
笑顔がチャーミングなジミーの
歌にしばし時を忘れて
熱中する。
楽屋に感動を伝えに行ったら握力の
ある左手でしっかり包むような握手
をして下さった。
解説:ジミースコットは数奇の運命を
歩む希有の声の持ち主。ジャズボーカリスト。
高齢のため今回は車椅子でのステージングだが、
その説得力は場の空気を一気に塗り替えた。
精力的に日本でもライブを行う。おととしだったか
ブルーノート東京でライブを観た時は
ステージまでは車椅子だったが、
一旦マイクの前に立つなり、ステップを踏んでおちゃめな
ところを魅せた。if you only knew/jimmy scott
というドキュメンタリーがおすすめ。