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Yellow Magic! [もろもろ]

黄色という色は明るく温かい光を
放ち人の目を強く引きつける色である。
千は黄色の隠れファンである。
マウスパット、レインコート、クリアリーフ、、、
昔、仏教伝来以降の経典の写経などは
その多くが白い和紙ではなく黄色で染めら
れていたものだという。
だから墨の文字の色が浮き立つんだね。
卑近な話だが、大学生のときに清水の舞台
から飛び降りて買ったTEIJINメンズショップの
黄色のチルデンセーターを未だに着ている。
全く新品のままの形と素材感、そして虫食い
などひとつもない。
黄色という色は「生命力の塊」のようにも
感じる。ちなみに
その経典の黄色の紙は防虫効果もあったと
いうからまんざら黄色が生き残る力の
ある色であるというのもうそではないだろう。
黄色の染料にはきっと「生き残りのエキス」が
多く含まれているのだろう。

そういえば友禅なんかにも黄色は多い。
ベルギーのフランドルの画家達がこぞって
使用したのも黄色の顔料である。曖昧で
ありながら冴えた光彩を放つ。なんとも
見れば見るほど不思議な魅力のある色
である。


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