父の詫び状 [演歌に挑戦]
父ちゃんはさ
おまえのことがかわいくて
饅頭のようなほっぺに
頬ずりしたさ
嫁に行くよな年になったか
ちょっぴり母ちゃんに似てきたか
小さな赤ん坊だった泣き虫が
「必ず出席してください」と
筆で書いたおまえの文字に
父ちゃんはさ 涙がさ あふれて
にじんで 読めなくなった
ごめんな~ ごめんな~
こんな無責任な父ちゃんでごめんな~
おまえの うなじと晴れ姿
今夜は思ってひとり酒
所帯を持ったら人生は
「幸せ」を「辛抱」と読むんだぜ
許しておくれ 笑っておくれ
おまえの笑顔を肴にもう一杯~
「酒じゃ酒、強いのどんどんもってこいや。
今夜は酔いつぶれまで飲むんや。
わしの自慢の娘の結婚式なんや。
さ、さ、酒(涙)もって(しゃっくり)
こんか~~~~い~~~(慟哭)」
2007-09-11 11:30
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